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ロッキーズが4年連続100敗 球団史でどのくらい悪いのかをデータで検証

2026 9/29
データ検証・分析
2026年9月2日2026年9月29日

ロッキーズは現地9月22日、本拠地クアーズ・フィールドでダイヤモンドバックスに2-7で敗れ、今季100敗目を喫した。157試合目での到達で、成績は57勝100敗。2023年の103敗、2024年の101敗、2025年の119敗に続き、4年連続の100敗になった。球団が生まれた1993年から2022年までの30シーズンでは、100敗は一度もなかった。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)はMLB公式Statsの勝敗をもとに、今季が球団史でどのくらい悪いのかを敗戦数・勝率・100敗目の試合数・得失点の4つで確かめた。

レギュラーシーズン最終成績(MLB公式Stats)

この欄はレギュラーシーズン終了時点の数字です。本文の分析は公開時点の数字です。

項目 数字
今季の成績 58勝104敗(勝率.358)
100敗目 9月22日(現地)ダイヤモンドバックス戦 2-7・157試合目
残り試合 0
最終の敗数 104敗で確定
勝率の球団史順位 1993年以降の34シーズンで低いほうから2番目

出典:MLB公式Stats。

DiamondStatsの独自検証でわかったこと

  • 球団史の100敗は4回あり、4回とも2023年からの4年に集中している
  • 今季の勝率.363は、1993年以降の34シーズンで低いほうから2番目(9月24日現在)
  • 100敗目は157試合目で、2023年と同じ。2025年の139試合目より18試合遅い
  • 得失点差は-182で4年の中ではいちばん小さいのに、得失点から見込む勝ち数より約4勝少ない
目次

100敗目の試合と今季の勝敗(9月24日現在)

100敗目は現地9月22日のダイヤモンドバックス戦。2-7で敗れた。ナ・リーグ西地区の最下位はすでに決まっている。9月24日現在、首位との差は40.0ゲーム。

項目 数字
100敗目の試合 現地9月22日 ダイヤモンドバックス戦(本拠地)2-7
何試合目で届いたか 157試合目
今季の成績(9月24日現在) 57勝100敗・勝率.363
残り試合 5(本拠地でダイヤモンドバックスと2試合、敵地でホワイトソックスと3試合)
最終の敗数の幅 100〜105敗

メジャーリーグ全体で見ても、9月24日現在で100敗に届いたのはロッキーズだけだ。敗戦数が多い3球団は次のとおり。

球団 勝敗 勝率 残り試合
ロッキーズ 57勝100敗 .363 5
エンゼルス 60勝97敗 .382 5
アスレチックス 62勝95敗 .395 5

球団史34シーズンの敗戦数で見る今季

1993年から今季までの34シーズンの敗戦数を並べた。2022年までの最多は2012年の98敗で、100敗の線を越えた年は1本もない。線を越えた4本は、すべて右端の4年に並んでいる。

ロッキーズ 年度別の敗戦数(1993〜2026年・MLB公式Statsの実測値をもとにDiamondStatsが作成)

図1 ロッキーズの年度別の敗戦数(1993〜2026年・2026年は現地9月22日の試合まで・DiamondStats調べ)

敗戦数の多い順に5シーズンを並べると、今季は9月24日現在4番目。残り5試合をすべて落とすと105敗で、2番目になる。

順位 年 勝敗 勝率
1 2025年 43勝119敗 .265
2 2023年 59勝103敗 .364
3 2024年 61勝101敗 .377
4 2026年(9月24日現在) 57勝100敗 .363
5 2012年 64勝98敗 .395

勝率で並べると今季は球団で2番目に低い

敗戦数は試合数の多い年ほど増えるので、勝率でも並べた。勝率は「勝ち数÷(勝ち数+負け数)」。今季の.363は2025年の.265に次ぐ低さで、2023年の.364をわずかに下回っている。

順位 年 勝敗 勝率
1 2025年 43勝119敗 .265
2 2026年(9月24日現在) 57勝100敗 .363
3 2023年 59勝103敗 .364
4 2024年 61勝101敗 .377
5 2012年 64勝98敗 .395

100敗目に届いた試合を4年で比べる

同じ100敗でも、届くのが早いほどシーズンを通して負けが込んでいたことになる。4年の100敗目が何試合目だったかを比べた。

ロッキーズ 100敗目に届いた試合(2023〜2026年・MLB公式Statsの実測値をもとにDiamondStatsが作成)

図2 ロッキーズの100敗目は何試合目だったか(2023〜2026年・DiamondStats調べ/出典はMLB公式Stats)

年 100敗目(現地) 試合 相手とスコア 最終成績
2023年 9月26日 157試合目 ドジャース 2-11 59勝103敗
2024年 9月28日 161試合目 ドジャース 2-13 61勝101敗
2025年 9月2日 139試合目 ジャイアンツ 4-7 43勝119敗
2026年 9月22日 157試合目 ダイヤモンドバックス 2-7 57勝100敗(9月24日現在)

2025年は9月2日、139試合目で100敗に届いた。今季はそれより20日遅く、18試合あとだった。一方で2023年と同じ157試合目で、負け方の速さは2023年並みに戻っただけとも言える。

得点と失点で見る4年の違い

今季は157試合で729点を取り、2023年の162試合の721点をすでに上回った。失点も1試合平均5.80で2025年の6.30より少ない。得失点差は-182で、4年の中ではいちばん小さい。

年 試合 得点 失点 得失点差 1試合平均の失点
2023年 162 721 957 -236 5.91
2024年 162 682 929 -247 5.73
2025年 162 597 1021 -424 6.30
2026年(9月24日現在) 157 729 911 -182 5.80

DiamondStatsは得点と失点から見込める勝率も計算した(得点の2乗÷(得点の2乗+失点の2乗)。ピタゴラス勝率と呼ばれる式)。今季は729点と911点で.390、157試合に当てはめると約61.3勝になる。実際の57勝はこれより約4勝少ない。点差の割に勝ちを拾えなかったことが、100敗まで届いた一因になっている。

今季の月別の勝敗

3月は試合が少ないので4月と合わせた。勝率5割に届いた月は1つもなく、最も負けが込んだのは9月の5勝14敗(勝率.263)だった。

月 勝敗 勝率
3・4月 14勝18敗 .438
5月 8勝20敗 .286
6月 11勝15敗 .423
7月 10勝14敗 .417
8月 9勝19敗 .321
9月 5勝14敗 .263

残り5試合で最終成績はどこまで動くか

残りは5試合。すべての勝ち負けの組み合わせで、最終の勝率が球団史の何番目になるかを出した。全敗でも2025年の.265を下回ることはない。2勝3敗なら2023年と同じ59勝103敗で並ぶ。

残り5試合 最終成績 勝率 球団史(34シーズン)
5勝0敗 62勝100敗 .383 低いほうから4番目
4勝1敗 61勝101敗 .377 低いほうから3番目(2024年と並ぶ)
3勝2敗 60勝102敗 .370 低いほうから3番目
2勝3敗 59勝103敗 .364 低いほうから2番目(2023年と並ぶ)
1勝4敗 58勝104敗 .358 低いほうから2番目
0勝5敗 57勝105敗 .352 低いほうから2番目

2016年以降の100敗球団と連続記録

メジャーリーグ全体で、2016年から2025年までに100敗した球団を公式の最終成績で並べた。

年 100敗の球団数 球団(勝敗)
2016年 1 ツインズ(59勝103敗)
2017年 0 なし
2018年 3 オリオールズ(47勝115敗)・ロイヤルズ(58勝104敗)・ホワイトソックス(62勝100敗)
2019年 4 タイガース(47勝114敗)・オリオールズ(54勝108敗)・マーリンズ(57勝105敗)・ロイヤルズ(59勝103敗)
2020年 ― 60試合の短縮シーズン
2021年 4 オリオールズ(52勝110敗)・ダイヤモンドバックス(52勝110敗)・レンジャーズ(60勝102敗)・パイレーツ(61勝101敗)
2022年 4 ナショナルズ(55勝107敗)・アスレチックス(60勝102敗)・パイレーツ(62勝100敗)・レッズ(62勝100敗)
2023年 4 アスレチックス(50勝112敗)・ロイヤルズ(56勝106敗)・ロッキーズ(59勝103敗)・ホワイトソックス(61勝101敗)
2024年 3 ホワイトソックス(41勝121敗)・ロッキーズ(61勝101敗)・マーリンズ(62勝100敗)
2025年 2 ロッキーズ(43勝119敗)・ホワイトソックス(60勝102敗)

この10シーズンで、ロッキーズ以外に続けて100敗した最長はホワイトソックスの3年連続(2023〜2025年)。今季のロッキーズの4年連続は、この期間では最も長い。

DiamondStats編集部の独自視点!

今季のロッキーズは、2025年ほど一方的には負けていない。得点は増え、失点は減り、100敗目も2025年より18試合遅かった。それでも100敗に届いたのは、得失点から見込める勝ち数を約4勝も下回ったからだ。来季に向けて見るべきなのは、敗戦数よりもこの差のほうだ。

残り5試合の注目は勝率の順位だ。1勝以下なら2023年の.364を下回り、球団で2番目に低い勝率で終わる。ここから先は、この記事の上の「最新の数字」の欄で毎朝追える。

よくある質問

Q. ロッキーズが100敗したのはいつですか?

A. 現地9月22日(日本時間9月23日)のダイヤモンドバックス戦で2-7で敗れ、157試合目で100敗に届いた。

Q. 100敗は何年連続ですか?

A. 2023年(103敗)、2024年(101敗)、2025年(119敗)に続いて4年連続。球団史の100敗はこの4回だけ。

Q. 球団史でいちばん負けたシーズンはいつですか?

A. 2025年の43勝119敗(勝率.265)。今季は最大でも105敗で、2025年には届かない。

Q. 今季の順位はどう決まりましたか?

A. ナ・リーグ西地区の最下位で、9月24日現在は首位と40.0ゲーム差。ほかの地区の順位は順位表で見られる。

ロッキーズの本拠地や歴史はコロラド・ロッキーズ完全ガイドにまとめている。

同じ先回り記事では、ポストシーズン進出の決着をポストシーズン進出決定の記事で毎日更新している。

⚾ 試合を観るには: MLB配信サービスの比較・視聴方法はこちら

文:DiamondStats編集部|データはMLB公式Statsを独自に集計(2026年9月24日時点)

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この記事を書いた人

DiamondStats編集部のアバター DiamondStats編集部

DiamondStats編集部は、MLB(メジャーリーグベースボール)を「データ」の視点から深掘りする日本語メディアです。全30球団の試合と選手の成績を対象に、順位表・個人成績・放送情報・用語解説など、MLBを楽しむために必要な情報を発信しています。

記事の数値はMLB公式Statsから取得した内容に基づき、報道記事の転載や要約は行わず、全球団・全選手を対象にした独自集計・分析を継続的に行っています。放送・配信情報についても各社の公式発表を出典に、日々更新しています。

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