ロッキーズは現地9月22日、本拠地クアーズ・フィールドでダイヤモンドバックスに2-7で敗れ、今季100敗目を喫した。157試合目での到達で、成績は57勝100敗。2023年の103敗、2024年の101敗、2025年の119敗に続き、4年連続の100敗になった。球団が生まれた1993年から2022年までの30シーズンでは、100敗は一度もなかった。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)はMLB公式Statsの勝敗をもとに、今季が球団史でどのくらい悪いのかを敗戦数・勝率・100敗目の試合数・得失点の4つで確かめた。
レギュラーシーズン最終成績(MLB公式Stats)
この欄はレギュラーシーズン終了時点の数字です。本文の分析は公開時点の数字です。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 今季の成績 | 58勝104敗(勝率.358) |
| 100敗目 | 9月22日(現地)ダイヤモンドバックス戦 2-7・157試合目 |
| 残り試合 | 0 |
| 最終の敗数 | 104敗で確定 |
| 勝率の球団史順位 | 1993年以降の34シーズンで低いほうから2番目 |
出典:MLB公式Stats。
DiamondStatsの独自検証でわかったこと
- 球団史の100敗は4回あり、4回とも2023年からの4年に集中している
- 今季の勝率.363は、1993年以降の34シーズンで低いほうから2番目(9月24日現在)
- 100敗目は157試合目で、2023年と同じ。2025年の139試合目より18試合遅い
- 得失点差は-182で4年の中ではいちばん小さいのに、得失点から見込む勝ち数より約4勝少ない
100敗目の試合と今季の勝敗(9月24日現在)
100敗目は現地9月22日のダイヤモンドバックス戦。2-7で敗れた。ナ・リーグ西地区の最下位はすでに決まっている。9月24日現在、首位との差は40.0ゲーム。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 100敗目の試合 | 現地9月22日 ダイヤモンドバックス戦(本拠地)2-7 |
| 何試合目で届いたか | 157試合目 |
| 今季の成績(9月24日現在) | 57勝100敗・勝率.363 |
| 残り試合 | 5(本拠地でダイヤモンドバックスと2試合、敵地でホワイトソックスと3試合) |
| 最終の敗数の幅 | 100〜105敗 |
メジャーリーグ全体で見ても、9月24日現在で100敗に届いたのはロッキーズだけだ。敗戦数が多い3球団は次のとおり。
| 球団 | 勝敗 | 勝率 | 残り試合 |
|---|---|---|---|
| ロッキーズ | 57勝100敗 | .363 | 5 |
| エンゼルス | 60勝97敗 | .382 | 5 |
| アスレチックス | 62勝95敗 | .395 | 5 |
球団史34シーズンの敗戦数で見る今季
1993年から今季までの34シーズンの敗戦数を並べた。2022年までの最多は2012年の98敗で、100敗の線を越えた年は1本もない。線を越えた4本は、すべて右端の4年に並んでいる。

図1 ロッキーズの年度別の敗戦数(1993〜2026年・2026年は現地9月22日の試合まで・DiamondStats調べ)
敗戦数の多い順に5シーズンを並べると、今季は9月24日現在4番目。残り5試合をすべて落とすと105敗で、2番目になる。
| 順位 | 年 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2025年 | 43勝119敗 | .265 |
| 2 | 2023年 | 59勝103敗 | .364 |
| 3 | 2024年 | 61勝101敗 | .377 |
| 4 | 2026年(9月24日現在) | 57勝100敗 | .363 |
| 5 | 2012年 | 64勝98敗 | .395 |
勝率で並べると今季は球団で2番目に低い
敗戦数は試合数の多い年ほど増えるので、勝率でも並べた。勝率は「勝ち数÷(勝ち数+負け数)」。今季の.363は2025年の.265に次ぐ低さで、2023年の.364をわずかに下回っている。
| 順位 | 年 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2025年 | 43勝119敗 | .265 |
| 2 | 2026年(9月24日現在) | 57勝100敗 | .363 |
| 3 | 2023年 | 59勝103敗 | .364 |
| 4 | 2024年 | 61勝101敗 | .377 |
| 5 | 2012年 | 64勝98敗 | .395 |
100敗目に届いた試合を4年で比べる
同じ100敗でも、届くのが早いほどシーズンを通して負けが込んでいたことになる。4年の100敗目が何試合目だったかを比べた。

図2 ロッキーズの100敗目は何試合目だったか(2023〜2026年・DiamondStats調べ/出典はMLB公式Stats)
| 年 | 100敗目(現地) | 試合 | 相手とスコア | 最終成績 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 9月26日 | 157試合目 | ドジャース 2-11 | 59勝103敗 |
| 2024年 | 9月28日 | 161試合目 | ドジャース 2-13 | 61勝101敗 |
| 2025年 | 9月2日 | 139試合目 | ジャイアンツ 4-7 | 43勝119敗 |
| 2026年 | 9月22日 | 157試合目 | ダイヤモンドバックス 2-7 | 57勝100敗(9月24日現在) |
2025年は9月2日、139試合目で100敗に届いた。今季はそれより20日遅く、18試合あとだった。一方で2023年と同じ157試合目で、負け方の速さは2023年並みに戻っただけとも言える。
得点と失点で見る4年の違い
今季は157試合で729点を取り、2023年の162試合の721点をすでに上回った。失点も1試合平均5.80で2025年の6.30より少ない。得失点差は-182で、4年の中ではいちばん小さい。
| 年 | 試合 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 1試合平均の失点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 162 | 721 | 957 | -236 | 5.91 |
| 2024年 | 162 | 682 | 929 | -247 | 5.73 |
| 2025年 | 162 | 597 | 1021 | -424 | 6.30 |
| 2026年(9月24日現在) | 157 | 729 | 911 | -182 | 5.80 |
DiamondStatsは得点と失点から見込める勝率も計算した(得点の2乗÷(得点の2乗+失点の2乗)。ピタゴラス勝率と呼ばれる式)。今季は729点と911点で.390、157試合に当てはめると約61.3勝になる。実際の57勝はこれより約4勝少ない。点差の割に勝ちを拾えなかったことが、100敗まで届いた一因になっている。
今季の月別の勝敗
3月は試合が少ないので4月と合わせた。勝率5割に届いた月は1つもなく、最も負けが込んだのは9月の5勝14敗(勝率.263)だった。
| 月 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|
| 3・4月 | 14勝18敗 | .438 |
| 5月 | 8勝20敗 | .286 |
| 6月 | 11勝15敗 | .423 |
| 7月 | 10勝14敗 | .417 |
| 8月 | 9勝19敗 | .321 |
| 9月 | 5勝14敗 | .263 |
残り5試合で最終成績はどこまで動くか
残りは5試合。すべての勝ち負けの組み合わせで、最終の勝率が球団史の何番目になるかを出した。全敗でも2025年の.265を下回ることはない。2勝3敗なら2023年と同じ59勝103敗で並ぶ。
| 残り5試合 | 最終成績 | 勝率 | 球団史(34シーズン) |
|---|---|---|---|
| 5勝0敗 | 62勝100敗 | .383 | 低いほうから4番目 |
| 4勝1敗 | 61勝101敗 | .377 | 低いほうから3番目(2024年と並ぶ) |
| 3勝2敗 | 60勝102敗 | .370 | 低いほうから3番目 |
| 2勝3敗 | 59勝103敗 | .364 | 低いほうから2番目(2023年と並ぶ) |
| 1勝4敗 | 58勝104敗 | .358 | 低いほうから2番目 |
| 0勝5敗 | 57勝105敗 | .352 | 低いほうから2番目 |
2016年以降の100敗球団と連続記録
メジャーリーグ全体で、2016年から2025年までに100敗した球団を公式の最終成績で並べた。
| 年 | 100敗の球団数 | 球団(勝敗) |
|---|---|---|
| 2016年 | 1 | ツインズ(59勝103敗) |
| 2017年 | 0 | なし |
| 2018年 | 3 | オリオールズ(47勝115敗)・ロイヤルズ(58勝104敗)・ホワイトソックス(62勝100敗) |
| 2019年 | 4 | タイガース(47勝114敗)・オリオールズ(54勝108敗)・マーリンズ(57勝105敗)・ロイヤルズ(59勝103敗) |
| 2020年 | ― | 60試合の短縮シーズン |
| 2021年 | 4 | オリオールズ(52勝110敗)・ダイヤモンドバックス(52勝110敗)・レンジャーズ(60勝102敗)・パイレーツ(61勝101敗) |
| 2022年 | 4 | ナショナルズ(55勝107敗)・アスレチックス(60勝102敗)・パイレーツ(62勝100敗)・レッズ(62勝100敗) |
| 2023年 | 4 | アスレチックス(50勝112敗)・ロイヤルズ(56勝106敗)・ロッキーズ(59勝103敗)・ホワイトソックス(61勝101敗) |
| 2024年 | 3 | ホワイトソックス(41勝121敗)・ロッキーズ(61勝101敗)・マーリンズ(62勝100敗) |
| 2025年 | 2 | ロッキーズ(43勝119敗)・ホワイトソックス(60勝102敗) |
この10シーズンで、ロッキーズ以外に続けて100敗した最長はホワイトソックスの3年連続(2023〜2025年)。今季のロッキーズの4年連続は、この期間では最も長い。
DiamondStats編集部の独自視点!
今季のロッキーズは、2025年ほど一方的には負けていない。得点は増え、失点は減り、100敗目も2025年より18試合遅かった。それでも100敗に届いたのは、得失点から見込める勝ち数を約4勝も下回ったからだ。来季に向けて見るべきなのは、敗戦数よりもこの差のほうだ。
残り5試合の注目は勝率の順位だ。1勝以下なら2023年の.364を下回り、球団で2番目に低い勝率で終わる。ここから先は、この記事の上の「最新の数字」の欄で毎朝追える。
よくある質問
Q. ロッキーズが100敗したのはいつですか?
A. 現地9月22日(日本時間9月23日)のダイヤモンドバックス戦で2-7で敗れ、157試合目で100敗に届いた。
Q. 100敗は何年連続ですか?
A. 2023年(103敗)、2024年(101敗)、2025年(119敗)に続いて4年連続。球団史の100敗はこの4回だけ。
Q. 球団史でいちばん負けたシーズンはいつですか?
A. 2025年の43勝119敗(勝率.265)。今季は最大でも105敗で、2025年には届かない。
Q. 今季の順位はどう決まりましたか?
A. ナ・リーグ西地区の最下位で、9月24日現在は首位と40.0ゲーム差。ほかの地区の順位は順位表で見られる。
ロッキーズの本拠地や歴史はコロラド・ロッキーズ完全ガイドにまとめている。
同じ先回り記事では、ポストシーズン進出の決着をポストシーズン進出決定の記事で毎日更新している。
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文:DiamondStats編集部|データはMLB公式Statsを独自に集計(2026年9月24日時点)





