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マックス・シャーザーが通算奪三振歴代9位 42歳の10奪三振を検証

2026 10/06
順位・記録
2026年8月31日2026年10月6日

日本時間8月31日のブルージェイズ対マリナーズ戦で、42歳のマックス・シャーザーが7回1安打無失点、10奪三振の好投を披露した。この10個目の三振で通算奪三振数が3535に達し、MLB歴代単独9位に浮上。今季大苦戦していたエースが、キャリアの記録で存在感を示した一戦になった。

目次

歴代9位浮上の中身:抜いたのはペリー、狙うはベランダー

7回1死、4番レイリーから奪った10個目の三振が、ゲイロード・ペリーの3534個を上回る3535個目の三振だった。球場は42,039人の観衆によるスタンディングオベーションに包まれた。

マックス・シャーザーの成績推移(MLB公式Statsの実測値をもとにDiamondStatsが作成)

DiamondStats調べで歴代トップ10を並べると、シャーザーの位置がはっきり見える。

順位 選手 通算奪三振
1 ノーラン・ライアン 5714
2 ランディ・ジョンソン 4875
3 ロジャー・クレメンス 4672
4 スティーブ・カールトン 4136
5 バート・ブライレーブン 3701
6 トム・シーバー 3640
7 ドン・サットン 3574
8 ジャスティン・ベランダー 3554
9 マックス・シャーザー 3535
10 ゲイロード・ペリー 3534

8位ベランダーとの差はわずか19個。かつてタイガースやメッツで共演した間柄でもあり、現役2人が歴代トップ10の隣同士に並ぶ構図になった。

今季防御率7.02からの一夜:苦しいシーズンでの快投

この試合までのシャーザーは1勝7敗、防御率7.02、12試合で50回1/3を投げて36奪三振。42歳のエースにとって重い数字が並ぶシーズンだった。

そこへ今回の7回1安打無失点10奪三振。1試合の奪三振数だけで、今季ここまでの1試合平均3個換算の3倍を超えた。今季2勝目は3月以来で、直近は7連敗中だった状況からの脱出でもある。

打者を圧倒した1試合の中身と、苦しんだシーズン全体の数字を並べると、42歳になっても衰えていない球威と、不調に苦しんだ今季の実態が同時に見えてくる。

ベランダーまであと19個、到達ペースを試算

DiamondStats独自の試算として、シャーザーの今季ここまでの奪三振ペースを基に「あと何試合でベランダーに並ぶか」を計算した。

  • 今季平均ペース(1試合3個換算)なら、単純計算で残り7試合前後
  • 今回のような1試合10奪三振なら、わずか2試合で到達圏内

実際の到達時期は今後の登板内容や登板間隔次第で変わる。ただし42歳にしてこの日のような投球を見せられる限り、歴代8位浮上は十分に射程圏内にある。

二桁奪三振も歴代3位の頻度

この日の10奪三振で、シャーザーは1試合10奪三振以上を通算115度達成した。

マウンドが現在の18.44mの距離になった1893年以降で数えると、ノーラン・ライアン(215回)、ランディ・ジョンソン(212回)に次ぐ歴代3位の記録である。通算奪三振数だけでなく、三振を量産する「頻度」でも歴代トップクラスに位置している。

現役でトップ10に名を連ねるのはこの2人だけ

現役投手の通算奪三振ランキングを見ると、1位ベランダー(3554)、2位シャーザー(3535)に対し、3位のクリス・セールは2739個。ここで700個以上の差がつく。

歴代トップ10の中に現役選手として名を連ねているのは、ベランダーとシャーザーの2人だけ。42歳のシャーザーがこの領域で記録を伸ばし続けていること自体が、投手としては異例の長寿と言える。

サイ・ヤング3度、世界一2度でも止まらない三振稼業

シャーザーはサイ・ヤング賞を2013・2016・2017年の3度受賞し、ワールドシリーズ制覇も2019年(ナショナルズ)、2023年(レンジャーズ)の2度経験している。

すでにキャリアの実績としては殿堂入り級の投手が、42歳になった今季も防御率7.02という苦境の中で登板を続け、それでも歴代9位という新たな記録を積み増した。実績を残し終えた投手が惰性で投げているのではなく、記録が今なお動いている最中であることがこの試合の価値である。

よくある質問

Q. シャーザーは歴代何位の記録を持っている投手ですか

マックス・シャーザー 直近5登板の奪三振と自責点(2026年・MLB公式Statsの実測値)

2026年8月30日時点で通算奪三振3535個、MLB歴代単独9位です。8位のジャスティン・ベランダー(3554個)まで19個差に迫っています。

Q. シャーザーは今季好調なのですか

今回の登板前は1勝7敗、防御率7.02と苦しんでおり、この試合の10奪三振と2勝目で状況を好転させました。

Q. 現役選手で歴代トップ10に入っているのは誰ですか

ジャスティン・ベランダーとマックス・シャーザーの2人だけです。3位のクリス・セールとは700個以上の差があります。

Q. シャーザーは何歳ですか

1984年7月生まれの42歳です。

まとめ

42歳のシャーザーが通算奪三振で歴代単独9位に浮上した一戦は、防御率7.02という今季の苦しさと、10奪三振という衰えぬ球威が同居する内容だった。1試合10奪三振以上が歴代3位の115度という頻度も踏まえると、8位ベランダーまで19個という近い差は決して遠くない。

同じ8月末は投打で記録が生まれやすい時期でもある。レイズが9連勝でMLB勝率1位に浮上した動きも合わせて追っておきたい。

⚾ 試合を観るには: MLB配信サービスの比較・視聴方法はこちら

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記事の数値はMLB公式Statsから取得した内容に基づき、報道記事の転載や要約は行わず、全球団・全選手を対象にした独自集計・分析を継続的に行っています。放送・配信情報についても各社の公式発表を出典に、日々更新しています。

数値・記録は公開時点の公式データに基づいて作成し、誤りに気づいた場合は速やかに該当箇所を修正します。集計方法に起因する重要な訂正がある場合は、記事内にその旨を明記します。特定の球団・選手への偏りを避け、中立的な立場での情報提供を心がけています。

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