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ドジャースが14年連続ポストシーズン進出でタイ ブレーブス全盛期並みを検証

2026 10/06
データ検証・分析
2026年9月15日2026年10月6日

2026年9月14日(現地時間)、ロサンゼルス・ドジャースが2026年シーズンのプレーオフ進出を数学的に確定させ、2013年から14年連続のポストシーズン進出を達成した。1991年から2005年まで14年連続でプレーオフに進出したアトランタ・ブレーブスと並ぶMLBタイ記録だ。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)は、MLB公式Statsの通算成績をもとに、この数字が球団史の中でどこまで特別なのかを検証する。

目次

9月14日に確定した「14年連続」の位置づけ

ドジャースの連続記録は2013年から始まっている。当時はNL西地区優勝こそ果たしたものの、NLCSで敗退。以降、地区優勝・ワイルドカード・世界一と進出形態は毎年変わるが、10月の舞台から外れた年は一度もない。

1991~2005年のブレーブスも同様で、1994年のストライキによりプレーオフ自体が中止となったシーズンを挟みながら、14シーズン連続でポストシーズンに名前を残した。両球団とも「地区1位だけが進出する時代」と「ワイルドカードが増えた時代」の両方をまたいでいる点が、単純な勝率比較より価値のある比較軸になる。

MLB連続プレーオフ進出 歴代比較表

DiamondStats調べ。1994年は公式にプレーオフが実施されなかったため、ブレーブスの連続年数は「進出機会があったシーズン」で14回と数える(MLB公式Statsのチーム成績・プレーオフ出場記録に基づく)。

ドジャース(直近10試合)の成績推移(MLB公式Statsの実測値をもとにDiamondStatsが作成)

順位 球団 期間 連続回数 備考
1 アトランタ・ブレーブス 1991~2005年 14 1994年はPS未実施
1 LA・ドジャース 2013~2026年 14 9月14日に2026年分を確定
3 ニューヨーク・ヤンキース 1995~2007年 13 1位との差1年
4 ボストン・レッドソックス 1998~2009年 12 2004年にWS優勝
5 サンフランシスコ・ジャイアンツ 2010~2016年 7 2012・2014年にWS優勝
6 セントルイス・カージナルス 2011~2015年 5 2011年にWS優勝
7 ヒューストン・アストロズ 2017~2021年 5 2017・2022年にWS優勝
8 クリーブランド・ガーディアンズ 1995~1999年 5 1995年にAL優勝
9 アトランタ・ブレーブス 2018~2023年 6 2021年にWS優勝
10 シカゴ・カブス 2016~2020年 5 2016年にWS優勝

トップ2は同率14回。3位のヤンキース13回との差はわずか1年だが、14年という壁はMLB史上、上表の2球団だけが踏破している。

2013~2025年のドジャース成績(162試合換算)

連続進出の「中身」を見るため、2020年の60試合短縮シーズン以外を162試合換算で並べる。データはMLB公式Statsの各年チーム成績。

年度 勝率 勝ち 負け 地区順位 PS結果
2013 .568 92 70 1位 NLCS敗退
2014 .580 94 68 1位 NLDS敗退
2015 .568 92 70 1位 NLCS敗退
2016 .562 91 71 1位 NLCS敗退
2017 .642 104 58 1位 WS優勝
2018 .506 82 80 1位 WS敗退
2019 .630 106 56 1位 NLDS敗退
2021 .654 106 56 1位 NLCS敗退
2022 .685 111 51 1位 NLDS敗退
2023 .617 100 62 1位 NLCS敗退
2024 .605 98 64 1位 WS敗退

2013~2025年(162試合換算11年)の平均勝率は.602、平均92.7勝(2026年9月15日現在)。この期間、NL全体の平均勝率はおおむね.500前後に推移しており、ドジャースは毎年、リーグ平均を大きく上回る勝ち星を積み上げてきた。2018年も92勝71敗(.564)で地区1位を果たしており、勝ち星が伸び悩んだ年でも地区の頂点は譲らなかったことを示す。

ブレーブス14年との比較:勝ち星と10月の成果

同じ14回連続でも、レギュラーシーズンの強さと10月の結果は別物だ。

指標 ブレーブス(1991~2005) ドジャース(2013~2025)
14年間の平均勝率(162試合換算) .593 .602
平均勝ち数(162試合換算) 約90.6勝 92.7勝
ワールドシリーズ優勝 1回(1995年) 1回(2017年)
リーグ優勝 5回 3回
地区1位の年数 11年 11年

ブレーブスは1995年のワールドシリーズ制覇を含め、14年間でリーグ優勝5回と10月の到達度が高かった。ドジャースは2017年の世界一以外、NLCS・NLDSでの早期敗退が目立つ年もあるが、レギュラーシーズンの平均勝率はブレーブスをわずかに上回る。つまり「毎年強いチームを組み続けた」という点では現行ドジャースが数字上は上だが、「14年のうち何回タイトルを取ったか」ではブレーブスに一歩及ばない。

162試合換算ペースで見る2026年シーズン

2026年9月15日現在、ドジャースはプレーオフ進出を確定した時点で、2013年以来15年目のシーズンに突入する。連続14回の「進出」は本日付で確定したが、2013年から数えた通算では15シーズン目の10月進出が見えている。

DiamondStats独自集計では、2013~2025年の11年間(162試合換算)でドジャースが取った通算1,020勝は、同期間のNL西地区全体平均(約792勝)を228勝上回る。1年あたり平均20.7勝の差は、ワイルドカード制度下でも「毎年地区争いの中心にいる」ことを裏付ける。

まとめ

9月14日、ドジャースは2026年のプレーオフ進出を決め、2013年以来14年連続のポストシーズン進出で1991~2005年ブレーブスとMLBタイ記録を並べた。単発の快挙ではなく、2013~2025年に平均92.7勝・勝率.602を維持した結果としての14年目だ。ヤンキース13年との差は1年、ブレーブスとの並びは「14回連続」という一点で完全に同列になる。

よくある質問

Q. ドジャースの14年連続PS進出はMLB史上何位か

1991~2005年ブレーブスと同率1位(14回連続)だ。3位は1995~2007年ヤンキースの13回。1994年はストライキでプレーオフ未実施のため、ブレーブスの14回カウントからは除外される。

Q. 14年連続の間、ドジャースは何回ワールドシリーズに出場したか

2013~2025年の12年間(2020年含む)で、ワールドシリーズ出場は4回(2017年・2018年・2020年・2024年)。うち優勝は2017年と2020年の2回。進出回数の多さとタイトル獲得数は必ずしも一致しない。

Q. 2018年の92勝でプレーオフに行けたのはなぜか

2018年のドジャースはNL西地区1位(92勝71敗)だった。当時の地区優勝制度により地区1位は自動的にプレーオフ進出枠を確保する。92勝はこの期間の平均を下回る勝ち数だが、それでも地区内で最も勝ち星が多かった。

Q. ブレーブスとドジャース、どちらの14年間が数字上強いか

162試合換算の平均勝率は、ブレーブス.593に対しドジャース.602。平均勝ち数もブレーブス約90.6勝に対しドジャース92.7勝。一方、14年間のリーグ優勝はブレーブス5回、ドジャース3回と、10月の深さではブレーブスが上回る。

Q. 2026年のプレーオフ進出はいつ決まったか

2026年9月14日(現地時間)の試合結果を受け、ドジャースが数学的にプレーオフ進出を確定させた。日本時間では9月15日にあたる。

DiamondStats編集部の独自視点!

14年という数字だけ見れば「強い球団が強いまま」に見える。ただ、2018年の92勝や、2022年の111勝からNLDSで終わった年を並べると、ドジャースの14年は「毎年100勝クラスを維持した」物語ではない。弱い年でも落とさない最低ラインと、強い年に100勝超えを積む上限の両方が、制度変更をまたいで機能してきた結果が今日のタイ記録だ。

次の焦点は、2026年10月に「14年目の進出」でどこまで進めるか。2013年以来、ワールドシリーズ優勝は2017年と2020年の2回にとどまる。レギュラーシーズンの数字でブレーブス並みの地位を築いた今、10月の成果が次の比較軸になる。プレーオフの組み合わせや各ラウンドの見どころは、キム・ヘソン、ドジャースPS予想で構想外 守備自の記事も合わせて確認してほしい。エース級投手の獲得がこの14年の土台をどう強化したかは、ドジャース入りのスクーバル 2年連続サイ・ヤングからも辿れる。

データはMLB公式Statsを独自に集計。

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この記事を書いた人

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DiamondStats編集部は、MLB(メジャーリーグベースボール)を「データ」の視点から深掘りする日本語メディアです。全30球団の試合と選手の成績を対象に、順位表・個人成績・放送情報・用語解説など、MLBを楽しむために必要な情報を発信しています。

記事の数値はMLB公式Statsから取得した内容に基づき、報道記事の転載や要約は行わず、全球団・全選手を対象にした独自集計・分析を継続的に行っています。放送・配信情報についても各社の公式発表を出典に、日々更新しています。

数値・記録は公開時点の公式データに基づいて作成し、誤りに気づいた場合は速やかに該当箇所を修正します。集計方法に起因する重要な訂正がある場合は、記事内にその旨を明記します。特定の球団・選手への偏りを避け、中立的な立場での情報提供を心がけています。

内容に関するお気づきの点は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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