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本塁打王は誰か ア・ナ両リーグの争いを162試合ペースで予測

2026 10/09
データ検証・分析
2026年9月2日2026年10月9日

MLB公式の今シーズン主要スタッツ集計(10月9日時点)では、ナ・リーグはフィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバーとシカゴ・カブスのピート・クロウアームストロングが45本で並ぶ混戦、ア・リーグはボルチモア・オリオールズのピート・アロンソが43本で単独トップになっている。ここでは特定の1人を主役にせず、両リーグの数字を162試合換算のペースと過去10年の実績で読み解く。

目次

いまの本塁打王争いの数字

MLB公式サイトの集計(10月9日時点)による上位陣は次の通り。

ナ・リーグ

順位 選手 球団 本塁打 試合数
1 カイル・シュワーバー フィラデルフィア・フィリーズ 45 156
1 ピート・クロウアームストロング シカゴ・カブス 45 162
3 ハンター・グッドマン コロラド・ロッキーズ 41 138
3 マット・オルソン アトランタ・ブレーブス 41 162

ア・リーグ

順位 選手 球団 本塁打 試合数
1 ピート・アロンソ ボルチモア・オリオールズ 43 161
2 ヨルダン・アルバレス ヒューストン・アストロズ 42 158
2 フニオール・カミネロ タンパベイ・レイズ 42 162

ア・リーグはボルチモア・オリオールズのピート・アロンソが43本で単独トップ。ナ・リーグはフィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバーとシカゴ・カブスのピート・クロウアームストロングが45本で並ぶ混戦。同じ本数の選手は順位を同じにして全員を表に載せている。

162試合換算ペースで計算する

ダイヤモンドスタッツ調べとして、現在の本塁打数を「本塁打数 ÷ 出場試合数 × 162」で162試合フルシーズン換算した。このペースなら、というあくまで現時点の仮定の数字である。

選手 本塁打 試合数 162試合換算
カイル・シュワーバー 45 156 46.7本
ピート・クロウアームストロング 45 162 45.0本
ピート・アロンソ 43 161 43.3本
ヨルダン・アルバレス 42 158 43.1本
フニオール・カミネロ 42 162 42.0本
ハンター・グッドマン 41 138 48.1本
マット・オルソン 41 162 41.0本

計算式が示す通り、同じ本数でも出場試合数が少ない選手の換算ペースが高く出る。162試合換算はあくまで現時点の仮定の数字である。

過去10年の本塁打王と比べる

過去10年(2016〜2025年)のシーズン最終の本塁打王を振り返る。

年 ア・リーグ王 本数 ナ・リーグ王 本数
2016 マーク・トランボ 47 アレナード/カーター 41
2017 アーロン・ジャッジ 52 ジャンカルロ・スタントン 59
2018 クリス・デービス 48 クリスチャン・イエリッチ 36
2019 ホルヘ・ソレア 48 ピート・アロンソ 53
2020 ルーク・ヴォイト 22 マーセル・オズーナ 18
2021 ゲレーロJr./サルバドール・ペレス 48 フェルナンド・タティスJr. 42
2022 アーロン・ジャッジ 62 カイル・シュワーバー 46
2023 大谷翔平 44 マット・オルソン 54
2024 アーロン・ジャッジ 58 大谷翔平 54
2025 カル・ローリー 60 カイル・シュワーバー 56

※2020年はコロナ禍で60試合の短縮シーズン。

この10年でナ・リーグ王が50本を超えたのは2017・2019・2022・2024・2025年の5回。首位のカイル・シュワーバーの換算ペース46.7本は、この10年の実際のナ・リーグ本塁打王9人(短縮シーズンを除く)の中では下から5番目の水準で、直近3年(54・54・56本)と比べても少なくとも7本前後を積み増す必要がある。

ア・リーグは62本(2022年ジャッジ)や60本(2025年ローリー)のような突出した年もあれば、48本止まり(2018・2019・2021年)の年もあり、振れ幅が大きい。今季の首位争いの43本・換算43.3本台という水準は、この10年のア・リーグ本塁打王の中では最も低い部類に入る。

残り試合数から見る決着の時期

2026年のMLBレギュラーシーズンは9月27日に終了する。上位陣の所属球団の残り試合数はフィリーズ0・カブス0・オリオールズ1・アストロズ0・レイズ0・ロッキーズ0・ブレーブス0で、最終盤の戦いが続く。

詳しくは大谷翔平 MLB通算300号は歴代5位の速さ 打者として1,102試合で到達でまとめています。

ア・リーグはピート・アロンソがヨルダン・アルバレスとフニオール・カミネロに1本のリードを持つ。残り試合の中で変動しうる差で、最終盤までもつれる可能性がある。

ナ・リーグはカイル・シュワーバーとピート・クロウアームストロングが45本で並んでおり、残り試合で1本差が生まれるだけで首位が入れ替わる状況。4本差でハンター・グッドマンとマット・オルソンが追う。この差は残り試合があれば逆転が起こり得る範囲であり、まだ確定した状況ではない。

よくある質問

Q. MLBの本塁打王は今、誰がトップか

10月9日時点で、ナ・リーグはフィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバーとシカゴ・カブスのピート・クロウアームストロングが45本で首位タイ。ア・リーグはボルチモア・オリオールズのピート・アロンソが43本で単独トップ。

Q. 162試合換算とは何か

出場試合数に対する本塁打ペースを、MLBのレギュラーシーズン162試合分に置き換えて計算したもの。「本塁打数 ÷ 出場試合数 × 162」で算出する。あくまで現時点のペースが続いた場合の仮定値であり、実際の最終本数を保証するものではない。
カイル・シュワーバー 直近10試合の安打と本塁打(2026年・MLB公式Statsの実測値)

Q. 今季の本塁打王争いは過去と比べて多いのか少ないのか

過去10年のリーグ本塁打王は最大62本(2022年ジャッジ)から最少18本(2020年オズーナ、短縮シーズン)まで幅がある。今季の首位陣の換算ペース(41〜48本台)は、通常シーズンの中では低めの水準にあたる。

Q. 本塁打王争いはいつ頃決着するか

レギュラーシーズンは9月27日終了予定。ア・リーグは1本差、ナ・リーグは首位タイで、いずれも残り試合数の中で変動しうる差。最終盤までもつれる可能性がある。

まとめ

10月9日時点の本塁打王争いは、ナ・リーグはフィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバーとシカゴ・カブスのピート・クロウアームストロングが45本で並ぶ混戦、ア・リーグはボルチモア・オリオールズのピート・アロンソが43本で単独トップという構図になっている。162試合換算では両リーグとも過去10年の水準からするとやや低めのペースで、残り試合の行方次第で最終的な本数は変わってくる。ダイヤモンドスタッツでは今後もこの本塁打王争いのペースを定期的に更新していく。試合の実際の映像はMLB公式配信サービスで確認できる。

⚾ 試合を観るには: MLB配信サービスの比較・視聴方法はこちら

文:DiamondStats 分析チーム(MLBデータ分析担当)|データ出典:MLB公式Stats(2026年10月時点)

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数値・記録は公開時点の公式データに基づいて作成し、誤りに気づいた場合は速やかに該当箇所を修正します。集計方法に起因する重要な訂正がある場合は、記事内にその旨を明記します。特定の球団・選手への偏りを避け、中立的な立場での情報提供を心がけています。

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