マーリンズは80勝82敗、勝率.494で2026年のレギュラーシーズンを終えた(10月6日現在・残り0試合)。ナ・リーグ東地区3位で首位とは14.0ゲーム差、ワイルドカード順位は6位で圏内とは8.0ゲーム差。ポストシーズン進出の可能性はすでに消えている。2023年にワイルドカード2位で進出して以来、2024年・2025年・2026年と3年続けてポストシーズンを逃した形だ。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)はMLB公式Statsに載る数字だけを並べ、2027年に戻るための条件を5つに絞った。
3年連続でポストシーズンを逃すまでの歩み
| 年 | 勝敗 | 勝率 | 順位 | ポストシーズン |
|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 84勝78敗 | .519 | ワイルドカード2位 | 進出 |
| 2024年 | 62勝100敗 | .383 | 地区5位 | 逃す |
| 2025年 | 79勝83敗 | .488 | 地区3位 | 逃す |
| 2026年 | 80勝82敗 | .494 | 地区3位・ワイルドカード6位 | 逃す |
2024年は100敗を喫して勝率.383まで落ち、地区最下位の5位に沈んだ。2025年は勝率.488、2026年は勝率.494と2年続けて持ち直したものの、勝率5割には届いていない。進出した2023年の勝率.519との差は、勝ち数にして84勝と80勝の4勝ぶんだ。この4勝をどこで取り返すかが、2027年の条件そのものになる。
10月6日現在 マーリンズの今季成績と直近10試合

| 日付 | 相手 | スコア(マーリンズ-相手) | 結果 | 勝利投手/敗戦投手 |
|---|---|---|---|---|
| 9月16日 | ダイヤモンドバックス | 4-3 | 勝ち | ケイド・ギブソン/メリル・ケリー |
| 9月18日 | パドレス | 2-8 | 負け | ニック・ピベッタ/ケイド・ギブソン |
| 9月19日 | パドレス | 6-7 | 負け | デビッド・モーガン/ジョシュ・エクネス |
| 9月20日 | パドレス | 3-7 | 負け | ウォーカー・ビューラー/サンディ・アルカンタラ |
| 9月22日 | カブス | 8-2 | 勝ち | ジョシュ・エクネス/ケイレブ・シールバー |
| 9月23日 | カブス | 3-2 | 勝ち | ケイド・ギブソン/ライアン・ロリソン |
| 9月24日 | カブス | 1-2 | 負け | マシュー・ボイド/ジャック・ラルストン |
| 9月25日 | ブレーブス | 3-0 | 勝ち | エウリー・ペレス/グラント・ホームズ |
| 9月26日 | ブレーブス | 3-8 | 負け | ビクター・メデロス/ジャック・ラルストン |
| 9月27日 | ブレーブス | 5-3 | 勝ち | マイケル・ピーターセン/ジェイアール・リッチー |
| 項目 | 2026年のマーリンズ(10月6日現在) |
|---|---|
| 今季成績 | 80勝82敗 勝率.494 |
| 直近10試合 | 5勝5敗 得点38・失点42 |
| 得点/失点/得失点差 | 715/712/+3 |
| チーム打撃 | 打率.249 出塁率.326 長打率.400 OPS.726 |
| 本塁打/盗塁 | 168/163 |
| チーム投手 | 防御率4.09 WHIP1.28 奪三振1323 被本塁打171 |
| 地区順位 | ナ・リーグ東地区3位(首位と14.0ゲーム差) |
| ワイルドカード順位 | 6位(圏内と8.0ゲーム差) |
条件1 得失点差+3を勝ち越しの幅まで広げる
マーリンズは今季の得点が715、失点が712で、得失点差は+3にとどまった(10月6日現在)。点の取り合いでほぼ五分だった中身が、勝率.494という五分の成績にそのまま表れている。直近10試合も得点38・失点42で、マーリンズは直近10試合5勝5敗だった。2023年の勝率.519に戻るには、1年を通して失点を上回る得点を積み重ね、得失点差を+3よりはっきり大きな数字にする必要がある。
条件2 本塁打168本の長打力を上積みする
マーリンズのチーム打率.249、出塁率.326、長打率.400、OPS.726が今季の打線の輪郭だ(10月6日現在)。盗塁163は本塁打168とほぼ同じ数で、足で塁を進めて点を取る打線だったことが分かる。得点715を伸ばすには、盗塁で稼ぐ1点に加えて、1振りで複数の走者をかえす本塁打が要る。本塁打168本と長打率.400をどこまで押し上げられるかが、2つ目の条件になる。
条件3 被本塁打171を自軍の本塁打168より減らす
マーリンズのチーム防御率は4.09、WHIPは1.28、奪三振は1323、被本塁打は171だった(10月6日現在)。打った本塁打168本より、打たれた本塁打171本のほうが多い。得失点差が+3にしかならなかった背景には、この被本塁打の多さがある。奪三振1323を保ったまま被本塁打を自軍の168本より下に抑えられれば、失点712は減り、条件1の得失点差にも直接効く。
条件4 1点差の試合を落とさない
直近10試合のうち、1点差で決まった試合は4つある。9月16日のダイヤモンドバックス戦は4-3で勝ち、9月19日のパドレス戦は6-7で負け、9月23日のカブス戦は3-2で勝ち、9月24日のカブス戦は1-2で負けた。1点差の4試合を2つ勝って2つ落としたことになる。9月16日と9月23日の勝利投手はいずれもケイド・ギブソンで、9月25日のブレーブス戦はエウリー・ペレスが勝利投手となって3-0で完封勝ちを収めた。一方、9月20日のパドレス戦はサンディ・アルカンタラが敗戦投手となり3-7で落としている。得失点差+3の球団は、こうした1点差の試合の勝ち負けがそのまま勝率に出る。2027年に勝率.519へ戻すなら、1点差の試合で勝ちを拾い続けることが欠かせない。
条件5 ワイルドカード圏との8.0ゲーム差を埋める
マーリンズは地区首位と14.0ゲーム差、ワイルドカード圏とは8.0ゲーム差で今季を終えた(10月6日現在)。地区優勝より近いのはワイルドカードで、2023年もワイルドカード2位で進出している。そのときの勝率が.519、今季が.494だ。2027年の現実的な目標は、地区首位との14.0差ではなく、ワイルドカード圏との8.0差を縮めて勝率.519の水準に戻すことになる。
まとめ
マーリンズは80勝82敗、勝率.494で2026年を終え、2024年から3年続けてポストシーズンを逃した(10月6日現在)。2027年に復帰するための条件は、得失点差+3を広げること、本塁打168本を上積みすること、被本塁打171を減らすこと、1点差の試合を落とさないこと、ワイルドカード圏との8.0ゲーム差を埋めることの5つだ。進出した2023年の勝率.519が目安で、今季との差は勝ち数で4勝ぶんにあたる。数字はすべてMLB公式Statsによる。
DiamondStats編集部の独自視点!
5つの条件のうち、まず手をつけるべきは条件3の被本塁打171だ。得点715と失点712の差が+3しかない球団では、打たれた本塁打を数本減らすだけで得失点差の見え方が変わる。盗塁163で稼ぐ打線は点の取り方がすでに固まっているので、守る側の長打を減らすほうが近道になる。直近10試合で1点差の試合を2つ落としたことも、同じ方向を指している。
よくある質問
Q. マーリンズは何年続けてポストシーズンを逃したのか?
2024年、2025年、2026年の3年連続だ。2023年はワイルドカード2位で進出していた。2024年は62勝100敗で勝率.383、2025年は79勝83敗で勝率.488、2026年は80勝82敗で勝率.494だった。
Q. 2026年のマーリンズの最終成績は?
マーリンズは80勝82敗、勝率.494で、ナ・リーグ東地区3位・ワイルドカード6位だった(10月6日現在・残り0試合)。首位とは14.0ゲーム差、ワイルドカード圏とは8.0ゲーム差で、ポストシーズン進出の可能性は無くなっている。
Q. 2027年に戻るための目安の勝率は?
進出した2023年の勝率.519が目安になる。2026年の勝率.494との差は、勝ち数で84勝と80勝の4勝ぶんだ。
Q. 打線と投手陣はどちらが課題か?
今季の得点715に対して失点712で、得失点差は+3だった。打線は本塁打168・盗塁163、投手陣は防御率4.09・被本塁打171で、打った本塁打より打たれた本塁打のほうが多い。被本塁打を減らすことが先に効く。
Q. 数字はどこから取っているのか?
すべてMLB公式Statsの数字で、10月6日現在のものだ。
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