9月21日現在、MLB通算地区優勝数はブレーブスとドジャースが24回で并列1位です。 9月20日(米国時間)、アトランタ・ブレーブスはヒューストン・アストロズ戦4-2で勝利し、3年ぶりのナ・リーグ東地区制覇を決めました。これで1969年の地区制導入以来24度目の地区優勝となり、9月17日に24度目を達成して単独首位に立っていたドジャースと、MLB史上最多の並びに戻りました。
地区優勝数は単なる勝ち星ではなく、半世紀にわたる支配力の指標です。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)は、MLB公式Statsの通算地区優勝数を基に、ブレーブスがどの順位に立ったのかを数字で整理しました。
9月21日現在|MLB通算地区優勝数ランキング
1969年から地区制が始まってから57年間、地区優勝を最も多く獲得しているのは24回のブレーブスとドジャースです。3位のヤンキースは21回で、トップ2との差は3回にとどまります。

| 順位 | 球団 | 地区優勝数 | 直近の優勝 | 1位との差 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ブレーブス | 24 | 2026年(NL東) | — |
| 1 | ドジャース | 24 | 2026年(NL西) | — |
| 3 | ヤンキース | 21 | 2024年(AL東) | 3 |
| 4 | アスレチックス | 17 | 2020年(AL西) | 7 |
| 5 | カージナルス | 14 | 2019年(NL中) | 10 |
| 6 | ガーディアンズ | 11 | 2022年(AL中) | 13 |
| 6 | エンゼルス | 11 | 2014年(AL西) | 13 |
| 8 | レッズ | 10 | 2012年(NL中) | 14 |
| 8 | レッドソックス | 10 | 2018年(AL東) | 14 |
| 10 | フィリーズ | 9 | 2025年(NL東) | 15 |
DiamondStats調べでは、1969年以降の全1,140チーム・シーズン(30球団×57年、1981年・1994年の短縮シーズンを除く換算)のうち、地区優勝率が40%を超えるのはブレーブス(24/57=42.1%)とドジャース(24/57=42.1%)だけです。3位のヤンキースは36.8%で、上位2球団との差は5.3ポイントに広がります。
3日で入れ替わった1位争い|9月17日から9月20日
今回のタイは、わずか3日間で順位が入れ替わった末の結果です。
| 日付(米国) | 出来事 | ブレーブス | ドジャース |
|---|---|---|---|
| 9月17日 | 地区優勝決定 | 23回(2位) | 24回(単独1位) |
| 9月20日 | 地区優勝決定 | 24回(并列1位) | 24回(并列1位) |
9月17日、ドジャースはレッズ戦8-2で勝利し、5年連続・通算24度目のNL西地区優勝を決めました。当時23回だったブレーブスを1回上回り、MLB史上最多の座に単独で就いた形です。
ところが9月20日、ブレーブスがアストロズ戦4-2で3年ぶりのNL東制覇を果たし、24回目を達成。再び并列1位に戻りました。地区優勝数の1位争いは、今季の地区制覇ラッシュそのものと重なっています。
ブレーブス24度目の内訳|NL東地区19冠の重み
ブレーブスの24回のうち、NL東地区移籍後(1994年〜)の優勝が19回にのぼります。NL東地区の全32シーズン(2026年含む)のうち、地区優勝率は59.4%です。
| 区分 | 地区優勝数 | シーズン数 | 優勝率 |
|---|---|---|---|
| NL東地区(1994年〜) | 19 | 33 | 57.6% |
| NL西時代(1969〜1993年) | 5 | 25 | 20.0% |
| 通算 | 24 | 58 | 41.4% |
1995年から2005年にかけて11連続、2018年から2023年にかけて6連続と、NL東地区では長期支配の周期がはっきりしています。2024年・2025年は地区2位・4位に沈み、7年連続のポストシーズン進出も途切れました。昨季の76勝86敗から、初年度監督ウォルト・ワイスの下で92勝64敗(9月21日現在)まで戻した点が、24度目の重みを増しています。
決勝弾は6回、マイク・ヤストレムスキーの3ラン(今季12号)。オジー・アルビースの同点打のあと、4点を奪いました。9回はディラン・ドッドが3者凡退で締め、地区制覇のセレモニーに直結しました。
ドジャースとの並び方|同じ24回でも獲得ルートは異なる
同じ24回でも、2球団の獲得パターンは対照的です。
| 項目 | ブレーブス | ドジャース |
|---|---|---|
| 通算地区優勝 | 24回 | 24回 |
| 直近9年の地区優勝 | 7回(NL東) | 8回(NL西) |
| 直近14年の地区優勝 | 7回 | 13回 |
| 90勝以上のシーズン(直近8年) | 5回 | 8回 |
| 今季勝敗(9月21日現在) | 92-64 | 93-63(推定) |
ドジャースは2013年以降のNL西支配が24回の大半を占め、9月17日の地区制覇で5年連続・14年で13回目というペースで積み上げてきました。一方ブレーブスはNL東での19冠が中心で、2024〜2025年の空白を1シーズンで埋めた今回の24度目は、地区制覇数の観点では「遅れていた1回を取り返した」位置づけになります。
9月21日現在、NL全体の勝率順位はブレーブスが3位(92-64)です。上位2球団(ブルワーズ・ドジャース)が1位シードのバイを獲得するため、ブレーブスは3位シードとしてワイルドカードシリーズ(9月29日開始)のホーム開催が見込まれます。地区優勝数ではドジャースと肩を並べたものの、シード争いではまだ1段下の位置にいます。
まとめ
9月21日現在、MLB通算地区優勝数はブレーブスとドジャースが24回で并列1位です。9月20日のNL東制覇で、ブレーブスは3年ぶりの地区王に返り咲き、9月17日に単独首位へ上がったドジャースと再び同じ高みに立ちました。3位のヤンキース(21回)との差は3回、4位のアスレチックス(17回)との差は7回です。
今季92勝64敗まで戻したブレーブスにとって、24度目は単なる記録追いではなく、昨季の低迷からの立て直しの証でもあります。地区優勝数の1位争いはタイに戻りましたが、ポストシーズンではシード争いが残っています。ドジャースのポストシーズン構想については、キム・ヘソン、ドジャースPS予想で構想外 守備自の記事もあわせてご覧ください。
DiamondStats編集部の独自視点!
24回という数字は、両球団が半世紀近くにわたり「地区で勝ち続けてきた」ことの表れです。9月17日にドジャースが単独1位へ上がったあと、たった3日でブレーブスが並びを取り返した流れは、2026年シーズンの地区争いがいかに熱かったかを物語っています。2024〜2025年に地区王座を失ったブレーブスが1年で24度目に到達したこと自体が、NL東地区の力関係が完全には崩れていない証拠です。残り1週間のレギュラーシーズンでは、ブルワーズ・ドジャースとの勝率差がシードを左右します。地区優勝数のタイは確定しましたが、10月に向けた数字の動きはまだ続きます。
データはMLB公式Statsを独自に集計
よくある質問
Q. 9月21日現在、MLB通算地区優勝数1位は誰ですか?
ブレーブスとドジャースが24回で并列1位です。3位はヤンキースの21回で、1位との差は3回です。
Q. ブレーブスの24度目の地区優勝はいつ決まりましたか?
2026年9月20日(米国時間)のアストロズ戦4-2の勝利で、3年ぶりのNL東地区制覇と同時に達成しました。日本時間では9月21日のニュースです。
Q. ドジャースは9月17日に単独1位だったのに、なぜタイになったのですか?
9月17日にドジャースが24度目のNL西地区優勝で単独首位に立ったあと、9月20日にブレーブスが24度目のNL東地区優勝を達成したため、再び24回で并列1位に戻りました。
Q. 1969年以前の優勝はカウントに含まれますか?
含まれません。今回の24回は、1969年に地区制が導入されてからの地区優勝数です。リーグ優勝やワールドシリーズ優勝とは別の指標です。
Q. ブレーブスは2026年ポストシーズンに進出しますか?
はい。9月18日(米国時間)のアストロズ戦6-2の勝利でポストシーズン進出が確定しており、9月20日に地区優勝も決まっています。9月21日現在92勝64敗で、NL3位シードとしてワイルドカードシリーズに入る見込みです。
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