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エドウィン・ディアスが2年ぶりの100マイル超え3球を計測

2026 10/07
データ検証・分析
2026年10月6日2026年10月7日
目次

エドウィン・ディアスが2年ぶりの100マイル超え3球を計測日本時間10月5日(米国時間10月4日)、ナショナル・リーグ地区シリーズ第2戦のドジャース対ブレーブスで、ドジャースの右腕エドウィン・ディアスが6回表に登板し、3者連続で打者を抑えました。この回に投げた直球6球の平均は100.0マイル(約160.9キロ)、最速は100.8マイル(約162.2キロ)でした。

DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)がMLB公式Statsを独自に集計したところ、1試合で100マイル超えを3球投げたのは2024年9月4日以来、100.8マイルという速さは2024年10月9日の101.1マイル以来です。どちらも2年ぶりの数字です。試合はドジャースが2-3で敗れましたが、報道では3年総額約109億円の契約で加入した守護神の球威が、ポストシーズンの舞台で戻ってきたことになります。

10月4日の12球を全部並べる

ディアスは6回表、オースティン・ライリー、マイク・ヤストレムスキー、ドレイク・ボールドウィンの3人と対戦し、12球で片付けました。内訳は直球6球、スライダー6球です。

不明の成績推移(MLB公式Statsの実測値をもとにDiamondStatsが作成)

打者 球種 球速(マイル) 結果
ライリー 直球 99.5 見逃しストライク
ライリー スライダー 91.0 見逃しストライク
ライリー スライダー 92.1 空振り三振
ヤストレムスキー スライダー 91.3 ファウル
ヤストレムスキー 直球 100.8 ボール
ヤストレムスキー 直球 99.8 見逃しストライク
ヤストレムスキー 直球 100.2 空振り三振
ボールドウィン スライダー 92.0 ボール
ボールドウィン スライダー 91.2 ボール
ボールドウィン 直球 100.2 空振り
ボールドウィン 直球 99.2 ボール
ボールドウィン スライダー 91.5 右飛

直球6球のうち3球が100マイルを超え、最も遅い球でも99.2マイル(約159.6キロ)でした。今季のレギュラーシーズンで、ディアスの直球の平均は96.5マイル(約155.3キロ)です。この回の平均100.0マイルは、シーズン平均より3.5マイル(約5.6キロ)速い計算になります。

2年ぶりの数字はどこが特別か

ディアスの直球を年ごとに比べると、今回の1イニングがどれだけ突出しているかが分かります。MLB公式Statsの投球データをDiamondStatsが集計しました(2024年以降はポストシーズンを含む)。

年 直球の平均球速 最速 100マイル超えの球数
2022年 99.1 103.2 多数
2024年 97.5 101.1 14球
2025年 97.2 100.5 3球
2026年(レギュラーシーズン) 96.5 99.2 0球
2026年10月4日の1イニング 100.0 100.8 3球

2025年は1年かけて3球しか100マイルを超えませんでした。2026年はレギュラーシーズンの229球で1球もなく、最速は9月19日の99.2マイルでした。それが10月4日の1イニングだけで、2025年1年分と同じ3球に達しています。

1試合で3球の100マイル超えは、メッツ時代の2024年9月4日以来です。最速100.8マイルは、2024年10月9日の地区シリーズで記録した101.1マイル以来の速さで、2025年の最速100.5マイルも上回りました。

2026年の球速は月を追うごとに戻っていた

今季のディアスは2度の離脱がありました。4月20日に右肘の遊離体で負傷者リスト入りし、7月29日に復帰。8月18日には首の炎症で再び離脱し、9月18日に戻っています。直球の平均球速を月別に見ると、離脱の前後で明らかに違います。

月 直球の球数 平均球速(マイル) 最速(マイル)
3月 38 95.8 97.3
4月 32 95.7 97.9
7月 19 96.5 98.9
8月 90 96.8 98.6
9月 42 97.2 99.2
10月 6 100.0 100.8

開幕直後の3・4月は平均95.8マイル前後で、2022年の99.1マイルから3マイル以上落ちていました。肘の手術明けの7月から少しずつ上がり、9月は97.2マイルと2025年の水準に戻っています。10月4日の100.0マイルは、その延長線上にあるとはいえ、9月から一気に2.8マイル上がった形です。

平均100.0マイルは今季のメジャーでどの位置か

シーズン平均96.5マイルという数字は、今季に直球を50球以上投げた735投手の中で138位です(10月5日現在、DiamondStats調べ)。守護神としては平凡な部類に入ります。

不明 直近5登板の奪三振と自責点(2026年・MLB公式Statsの実測値)

一方で、10月4日の平均100.0マイルを今季のシーズン平均の順位に当てはめると、上から7番目に相当します。

順位 投手 直球の平均球速(マイル)
1位 ジャスティン・マルティネス 101.6
2位 メイソン・ミラー 101.4
3位 ベン・ジョイス 101.0
4位 エドガルド・エンリケス 100.7
5位 ジェイコブ・ミジオロウスキー 100.6
6位 ヨアン・デュラン 100.5
7位 ジョエル・ペゲーロ 100.0
(参考) ディアス 10月4日の1イニング 100.0
138位 ディアス 2026年シーズン平均 96.5

今季、シーズンを通して平均100マイル以上を投げた投手は7人しかいません。1イニングだけとはいえ、ディアスがその水準で投げたことは、メッツで1.31の防御率を残した2022年の球威が戻りつつあることを示します。

復帰後の6登板は11奪三振で無失点

今季のレギュラーシーズン成績は21試合、18回2/3、防御率8.68、7セーブ4セーブ失敗でした。報道では3年総額約109億円の契約で加入した守護神としては、苦しい数字です。

ただし、9月18日の復帰後は別人のようです。

期間 登板 投球回 被安打 自責点 四球 奪三振
9月17日まで 16 13回2/3 25 18 10 19
9月18日以降(ポストシーズン含む) 6 6回 1 0 1 11

9月17日までの防御率は11.85でしたが、復帰後の6登板は6イニングで被安打1、無失点、11奪三振です。球速が97マイル台に戻った9月から結果も変わり、10月4日はさらに100マイルに乗せました。

ドジャースは今季100勝でナショナル・リーグ西地区を制しました。レギュラーシーズン終盤の勝ち方はドジャースがジャイアンツ3連戦を3連勝で100勝でまとめています。

DiamondStats編集部の独自視点!

編集部が気になるのは、球速が戻った直球をどこまで続けられるかです。ディアスの100マイル超えは、2024年も9月に集中していました。シーズンの終盤、短い回を全力で投げる場面で球速が上がるのは、彼の投げ方の特徴でもあります。

地区シリーズ第3戦からは敵地アトランタです。1点を争う場面でもう一度100マイルが出るか、それとも99マイル台に落ち着くか。10月4日の6球は、ドジャースのブルペンに久しぶりの「球威で押せる守護神」が戻った兆しです。ナショナル・リーグではブルワーズが103勝と最高勝率を残しており、勝ち上がれば強力打線との対戦が待ちます。ディアスの直球が160キロを超え続けるかどうかは、ドジャースの10月を左右する数字になります。

よくある質問

Q. エドウィン・ディアスが100マイルを超えたのはいつ以来ですか

1球だけなら2025年9月27日に100.5マイルを投げています。1試合で3球の100マイル超えは2024年9月4日以来、100.8マイルという速さは2024年10月9日の101.1マイル以来です。

Q. ディアスの2026年シーズンの球速は何マイルでしたか

直球の平均は96.5マイル(約155.3キロ)で、レギュラーシーズンの最速は99.2マイルでした。2022年の99.1マイル、2025年の97.2マイルより遅い数字です。

Q. ディアスの2026年の成績はどうでしたか

レギュラーシーズンは21試合、18回2/3、防御率8.68、7セーブ4セーブ失敗でした。右肘と首の故障で2度離脱しています。9月18日の復帰後はポストシーズンを含む6登板で6イニング無失点、11奪三振です。

Q. 今季シーズン平均100マイル以上の投手は何人いますか

直球を50球以上投げた投手の中で7人です。1位はジャスティン・マルティネスの101.6マイルでした(10月5日現在、DiamondStats調べ)。

まとめ

日本時間10月5日の地区シリーズ第2戦で、エドウィン・ディアスは直球6球の平均100.0マイル、最速100.8マイルで3者凡退を記録しました。1試合3球の100マイル超えは2024年9月以来、2年ぶりです。

  • 今季の直球平均96.5マイルから3.5マイル(約5.6キロ)速かった
  • 2026年レギュラーシーズンは100マイル超えが0球だったが、1イニングで3球
  • 月別の平均球速は3月95.8マイルから9月97.2マイルまで段階的に回復
  • 9月18日の復帰後は6登板6イニング無失点、11奪三振

試合には敗れましたが、ディアスの球威の回復はドジャースにとって大きな材料です。データはMLB公式Statsを独自に集計しました。

⚾ 試合を観るには: MLB配信サービスの比較・視聴方法はこちら

文:DiamondStats 分析チーム(MLBデータ分析担当)|データ出典:MLB公式Stats(2026年10月時点)


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記事の数値はMLB公式Statsから取得した内容に基づき、報道記事の転載や要約は行わず、全球団・全選手を対象にした独自集計・分析を継続的に行っています。放送・配信情報についても各社の公式発表を出典に、日々更新しています。

数値・記録は公開時点の公式データに基づいて作成し、誤りに気づいた場合は速やかに該当箇所を修正します。集計方法に起因する重要な訂正がある場合は、記事内にその旨を明記します。特定の球団・選手への偏りを避け、中立的な立場での情報提供を心がけています。

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