ドジャースは2026年10月11日から15日のリーグ優勝決定シリーズで、ブルワーズに4連敗しました。シリーズの総得点は11対21で、ワールドシリーズ連覇の先にある3連覇には届きませんでした。
レギュラーシーズンは100勝62敗で地区1位、失点600はメジャー最少でした。それでも、勝ち上がったのは103勝のブルワーズです。この記事では、シーズンの数字とシリーズ4試合の数字を並べて、ドジャースに何が起きたのかを確かめます。数字は10月15日終了時点の、MLB公式Statsの記録です。
100勝のシーズン 数字は強かった
まずは終盤の直近10試合です。ドジャースは弱くなっていたわけではありません。続けて、シーズン全体の成績を比べます。

| 日付 | 相手 | 球場 | スコア(ドジャース-相手) | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 09/17 | レッズ | 敵地 | 8-2 | 勝ち |
| 09/18 | ジャイアンツ | 本拠地 | 8-2 | 勝ち |
| 09/19 | ジャイアンツ | 本拠地 | 10-4 | 勝ち |
| 09/20 | ジャイアンツ | 本拠地 | 3-1 | 勝ち |
| 09/22 | パドレス | 本拠地 | 7-0 | 勝ち |
| 09/23 | パドレス | 本拠地 | 1-5 | 負け |
| 09/24 | パドレス | 本拠地 | 2-4 | 負け |
| 09/25 | ジャイアンツ | 敵地 | 2-0 | 勝ち |
| 09/26 | ジャイアンツ | 敵地 | 4-3 | 勝ち |
| 09/27 | ジャイアンツ | 敵地 | 5-1 | 勝ち |
| 項目 | ドジャース | ブルワーズ |
|---|---|---|
| 勝敗 | 100勝62敗 | 103勝59敗 |
| 得点 | 801 | 832 |
| 失点 | 600 | 618 |
| 得失点差 | +201 | +214 |
| 1試合あたり得点 | 4.94 | 5.14 |
| 1試合あたり失点 | 3.70 | 3.81 |
(DiamondStats独自集計。1試合あたりは162試合で割った値)
得失点差が+200を超えたのは、この2球団だけです。ドジャースの失点600はメジャー最少で、ヤンキースの601をわずか1点上回りました。得点801は3番目で、カブスの850、ブルワーズの832に次ぎます。
差は勝利数にして3つ、得失点差にして13点でした。レギュラーシーズンでは、2球団のうち上に立ったのはブルワーズでしたが、その差はわずかです。
地区シリーズは3勝1敗 リーグ優勝決定シリーズで止まった
ドジャースはブレーブスとの地区シリーズを3勝1敗で突破しました。
| 試合 | 結果 |
|---|---|
| 10月3日 | ドジャース 5-3 |
| 10月4日 | ドジャース 2-3 |
| 10月6日 | ドジャース 3-1 |
| 10月7日 | ドジャース 4-1 |
地区シリーズの4試合は、14得点と8失点でした。1試合あたりでは3.5得点と2.0失点で、投手陣を軸にした勝ち方です。
リーグ優勝決定シリーズの4試合は、次のとおりです。
| 試合 | 結果 | 点差 |
|---|---|---|
| 10月11日 | ドジャース 1-2 | 1点差 |
| 10月12日 | ドジャース 4-7 | 3点差 |
| 10月14日 | ドジャース 2-6 | 4点差 |
| 10月15日 | ドジャース 4-6 | 2点差 |
第1戦は1点差でした。ここで勝っていれば、流れは違ったかもしれません。ただし、4試合を通して負け越した点差は1点から4点まで広がっています。
打線は「4試合で本塁打1本」 投手陣は7本打たれた
勝敗を分けたのは、シリーズ4試合の打撃と投球の数字でした。
| 項目 | ドジャース | ブルワーズ |
|---|---|---|
| 打率 | .185 | .250 |
| 出塁率 | .270 | .347 |
| 長打率 | .250 | .445 |
| OPS | .520 | .792 |
| 本塁打 | 1 | 7 |
| 安打 | 23 | 32 |
| 三振 | 33 | 45 |
| 四球 | 14 | 18 |
(リーグ優勝決定シリーズ4試合の合計)
ドジャース打線のOPSは.520でした。ブルワーズは.792で、差は.272にもなります。本塁打は1対7で、長打を打てなかったことが大きく響きました。
1試合あたりの得点は、ドジャースがシーズン4.94に対してシリーズ2.75、ブルワーズがシーズン5.14に対してシリーズ5.25です。ブルワーズはシーズン並みを保ち、ドジャースは約2点落ちました。
三振はブルワーズ打線のほうが45と多く、ドジャースの投手陣は三振を奪えていました。それでも7本塁打を許し、自責点は21、防御率は5.56でした。ブルワーズの防御率は2.25です。投手の質では、シリーズを通して大きな差がつきました。
「歴史への挑戦」の代償は何だったのか
ドジャースは2024年と2025年に連続で世界一になりました。2025年は、ブルージェイズとの第7戦を5対4で制しています。今季は3連覇への挑戦で、球団にとっても歴史的なシーズンでした。
100勝を積み上げたこと自体は、成功と呼べる結果です。ただ、100勝のチームでも4試合で本塁打1本では勝てません。今季の失点600という守りの強さは、短期決戦では打線の不振を補いきれませんでした。
「連覇を狙うチームは、シーズンの疲労を抱えたまま短期決戦を迎える」という見方は、よく語られます。ただ、今回の4試合の数字だけでは、その証明にはなりません。故障者の状況を含めた検証は、MLB故障者リスト(IL・負傷者リスト)2026で、各選手の離脱期間とあわせて確かめられます。
資金面の検証も同じです。球団の年俸総額の位置づけは、MLB年俸ランキング2026 上位100人で確認できます。
他球団のポストシーズン成績も確認する
今季のポストシーズンでの個人の数字は、MLBポストシーズン2026 個人成績ランキングにまとめています。ブルワーズの打者がどれだけ打ったかは、そこで見比べられます。
よくある質問
Q. ドジャースは今季のポストシーズンでどこまで進みましたか。
ブレーブスとの地区シリーズを3勝1敗で勝ち抜き、リーグ優勝決定シリーズに進みました。そこでブルワーズに4連敗し、敗退しました。
Q. リーグ優勝決定シリーズの各試合のスコアは。
第1戦が1対2、第2戦が4対7、第3戦が2対6、第4戦が4対6です。いずれもドジャースの負けでした。
Q. ドジャースのシーズン成績は。
100勝62敗で地区1位でした。得点は801、失点は600で、失点はメジャー最少です。
Q. ブルワーズのシーズン成績は。
103勝59敗で、ドジャースを3勝上回りました。得点は832、失点は618で、得失点差は+214です。
まとめ
ドジャースは100勝62敗、失点600のメジャー最少というシーズンを送りました。それでも、リーグ優勝決定シリーズではブルワーズに4連敗でした。
- シーズンの得失点差は+201で、ブルワーズの+214とほぼ並んでいた
- シリーズの打撃は打率.185、OPS.520、本塁打1本にとどまった
- 投手陣は7本塁打を許し、防御率5.56だった
100勝の強さと短期決戦の結果は、必ずしも一致しません。来季のドジャースが、この4試合の打撃不振をどう埋めるのかが注目されます。
DiamondStatsでは、ポストシーズンの成績と各球団のデータを引き続き更新していきます。
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文:DiamondStats 分析チーム(MLBデータ分析担当)|データ出典:MLB公式Stats(2026年10月時点)
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