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ブルワーズが初の世界一 ポストシーズン11勝2敗を1995年以降の王者と比較

2026 10/29
順位・記録
2026年10月29日

ミルウォーキー・ブルワーズは現地10月28日、ワールドシリーズ第5戦でレイズに4-1で勝ちました。対戦成績を4勝1敗とし、球団史上初めてのワールドシリーズ制覇を決めました。

1969年の創設から58シーズン目での初優勝です。ポストシーズン全体では11勝2敗でした。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)は、これが1995年以降のワールドシリーズ王者の中でどの位置にあるのかを、MLB公式Statsで集計しました。

目次

ワールドシリーズ5試合の結果

まず、今回のワールドシリーズ5試合を並べます。第4戦は延長12回で落としましたが、残りの4試合は勝っています。

試合 日付(現地) スコア 勝利投手
第1戦 10月23日 ブルワーズ 3-2 レイズ ミジオロウスキー
第2戦 10月24日 ブルワーズ 5-4 レイズ ウリーベ
第3戦 10月26日 ブルワーズ 10-1 レイズ ガッサー
第4戦 10月27日 ブルワーズ 3-4 レイズ(延長12回) シーモア
第5戦 10月28日 ブルワーズ 4-1 レイズ ミジオロウスキー

5試合の合計は25得点・12失点です。ジェイコブ・ミジオロウスキーは、第1戦と優勝を決めた第5戦の2試合で勝利投手になりました。

1点差の試合が3つあり、そのうち2つに勝ちました。大差で勝ったのは第3戦の10-1だけです。

ポストシーズン11勝2敗の道のり

ブルワーズはレギュラーシーズンを103勝59敗で終え、ワイルドカードシリーズを免除されました。そのため、ポストシーズンは地区シリーズからの13試合でした。

ラウンド 相手 勝敗 得点 失点
地区シリーズ パドレス 3勝1敗 13 10
リーグ優勝決定シリーズ ドジャース 4勝0敗 21 11
ワールドシリーズ レイズ 4勝1敗 25 12
合計 11勝2敗 59 33

(2026年ポストシーズン終了時点・MLB公式Statsを独自に集計)

2026年ブルワーズ ラウンド別の得失点差(点)

リーグ優勝決定シリーズでは、前年王者のドジャースに4連勝しました。4試合で21点を取り、失点は11でした。

この4連勝については、ブルワーズの4連勝を公式データで分析した記事でも詳しく取り上げています。

1995年以降の王者と比べると勝率は3位タイ

1995年に地区シリーズが始まり、ポストシーズンは今の形に近くなりました。その年以降の王者32球団を、ポストシーズンの勝率で並べたのが下の表です(DiamondStats調べ)。

順位 年 球団 勝敗 勝率 得失点差
1 1999 ヤンキース 11勝1敗 .917 +27
1 2005 ホワイトソックス 11勝1敗 .917 +33
3 1998 ヤンキース 11勝2敗 .846 +28
3 2022 アストロズ 11勝2敗 .846 +17
3 2026 ブルワーズ 11勝2敗 .846 +26
6 2008 フィリーズ 11勝3敗 .786 +20
6 1995 ブレーブス 11勝3敗 .786 +26
6 2004 レッドソックス 11勝3敗 .786 +21
6 2007 レッドソックス 11勝3敗 .786 +53
6 2018 レッドソックス 11勝3敗 .786 +33

(ポストシーズン全試合・MLB公式Statsを独自に集計)

1995年以降の王者 ポストシーズン勝率

ブルワーズの11勝2敗は3位タイです。1位との差は負け1つで、1998年ヤンキースや2022年アストロズと並びました。

一方、得失点差の+26は上位5球団の中で4番目です。1試合あたり+2.0点で、圧勝を重ねたというより、接戦を落とさなかった優勝でした。

103勝59敗は2009年ヤンキースと同じ成績

レギュラーシーズンの103勝59敗も比べます。1995年以降に100勝以上でワールドシリーズを制した球団は、ブルワーズを入れて7球団です。

年 球団 レギュラーシーズン ポストシーズン
1998 ヤンキース 114勝48敗 11勝2敗
2018 レッドソックス 108勝54敗 11勝3敗
2022 アストロズ 106勝56敗 11勝2敗
2009 ヤンキース 103勝59敗 11勝4敗
2016 カブス 103勝58敗 11勝6敗
2026 ブルワーズ 103勝59敗 11勝2敗
2017 アストロズ 101勝61敗 11勝7敗

ブルワーズの103勝59敗は、2009年ヤンキースとまったく同じ成績です。ただ、ポストシーズンではブルワーズのほうが2敗少なく勝ち抜きました。

100勝した王者のうち、ポストシーズンを2敗以内で終えたのは1998年ヤンキース、2022年アストロズ、ブルワーズの3球団だけです。

レギュラーシーズン103勝の中身は、球団新103勝をピタゴラス勝率で検証した記事でまとめています。

1982年の3勝4敗から44年

ブルワーズが前にワールドシリーズへ出たのは1982年です。このときはカージナルスに3勝4敗で敗れ、第6戦と第7戦を続けて落としました。

1982年 2026年
相手 カージナルス レイズ
シリーズ成績 3勝4敗(敗退) 4勝1敗(優勝)
シリーズの得点 33 25
シリーズの失点 39 12

1982年は7試合で33点を取りながら、39点を失いました。2026年は12失点で、1試合あたりの失点は5.6点から2.4点に減りました。44年前と比べると、守って勝つチームになったことが数字にも出ています。

DiamondStats編集部の独自視点!

11勝2敗という数字だけを見ると、楽に勝ち進んだように見えます。ですが、13試合のうち1点差の試合は7つあり、そのうち5つに勝ちました。

ブルワーズの強さは、点差が開かない試合を落とさないところにありました。これはレギュラーシーズン103勝の戦い方と同じです。

来季の注目は連覇です。1995年以降、ワールドシリーズを連覇したのは1998〜2000年のヤンキースと2024〜2025年のドジャースだけです。ドジャースの3連覇を止めたブルワーズが、次に追われる側になります。

ポストシーズンの逆転勝ちは、ブルワーズのワールドシリーズ初制覇を検証した記事で取り上げています。

まとめ

  • ブルワーズは現地10月28日の第5戦に4-1で勝ち、球団初のワールドシリーズ制覇
  • ポストシーズン11勝2敗(勝率.846)は、1995年以降の王者で3位タイ
  • 103勝59敗は2009年ヤンキースと同じ成績で、ポストシーズンはブルワーズが2敗少ない
  • 1982年の3勝4敗から44年。シリーズの失点は39から12に減った

データはMLB公式Statsを独自に集計しています。

よくある質問

Q. ブルワーズのワールドシリーズ優勝は何回目ですか?

1回目です。1969年の創設から58シーズン目での初優勝でした。1982年にも出場しましたが、カージナルスに3勝4敗で敗れています。

Q. 2026年のワールドシリーズの結果は?

ブルワーズがレイズに4勝1敗で勝ちました。現地10月28日の第5戦を4-1で制して優勝を決めました。

Q. ブルワーズの2026年ポストシーズン成績は?

11勝2敗です。地区シリーズでパドレスに3勝1敗、リーグ優勝決定シリーズでドジャースに4勝0敗、ワールドシリーズでレイズに4勝1敗でした。

Q. ポストシーズン11勝2敗は歴代でどのくらいの成績ですか?

1995年以降の王者の中では3位タイです。上には11勝1敗の1999年ヤンキースと2005年ホワイトソックスがいて、1998年ヤンキースと2022年アストロズが同じ11勝2敗です。

Q. ブルワーズのレギュラーシーズン成績は?

103勝59敗で、得失点差は+214でした。1995年以降に100勝以上でワールドシリーズを制したのは7球団で、ブルワーズはその1つです。

⚾ 試合を観るには: MLB配信サービスの比較・視聴方法はこちら

文:DiamondStats 分析チーム(MLBデータ分析担当)|データ出典:MLB公式Stats(2026年10月時点)


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DiamondStats編集部は、MLB(メジャーリーグベースボール)を「データ」の視点から深掘りする日本語メディアです。全30球団の試合と選手の成績を対象に、順位表・個人成績・放送情報・用語解説など、MLBを楽しむために必要な情報を発信しています。

記事の数値はMLB公式Statsから取得した内容に基づき、報道記事の転載や要約は行わず、全球団・全選手を対象にした独自集計・分析を継続的に行っています。放送・配信情報についても各社の公式発表を出典に、日々更新しています。

数値・記録は公開時点の公式データに基づいて作成し、誤りに気づいた場合は速やかに該当箇所を修正します。集計方法に起因する重要な訂正がある場合は、記事内にその旨を明記します。特定の球団・選手への偏りを避け、中立的な立場での情報提供を心がけています。

内容に関するお気づきの点は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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