達成の概要:8月20日、30号で歴史に刻んだ
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2026年8月20日(現地時間)、大谷翔平(ドジャース)が今季30号本塁打を放った。これで2021年から数えて6年連続でシーズン30本塁打以上を達成。日本人MLB選手として史上初の記録だ。

30本という大台を一度も割らずに6シーズンを積み上げた。怪我・スランプ・環境変化がつきまとうプロ野球で、これだけの「途切れなさ」を保ち続けた選手は日本出身では前例がない。
6年間の本塁打数:データで見る連続記録
大台到達の起点となった2021年から今季までを一覧にする。
| 年度 | 本塁打数 | 所属球団 | 主な記録 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 46本 | エンゼルス | 自身初の40本超え・AL MVP受賞 |
| 2022 | 34本 | エンゼルス | 二刀流でシーズン完走 |
| 2023 | 44本 | エンゼルス | 再度40本超え |
| 2024 | 54本 | ドジャース | 50本・50盗塁(50-50)達成・NL MVP |
| 2025 | 30本以上 | ドジャース | 連続記録継続 |
| 2026 | 30本(8月20日現在) | ドジャース | 6年連続達成 |
※MLB公式Statsを独自に集計
最も少なかった2022年でも34本だ。これは多くのMLB強打者の年間自己最多に匹敵する水準で、大谷の「最低年」が他の選手の「最高年」に近い。特に2024年の54本塁打・50盗塁は近代MLBでも類例のない成績として記録されている。
詳しくは7月11日 MLB日本人選手 成績まとめ|大谷 翔平1本塁打・岡本 和真1本塁打でまとめています。
日本人MLB選手との比較:30本台は大谷以前ほぼ前例なし
大谷が登場する以前、日本人野手が30本塁打に届いたことはほとんどなかった。
| 選手名 | MLB在籍期間 | 年間最多本塁打 | 30本以上達成回数 |
|---|---|---|---|
| 大谷翔平 | 2018年〜 | 54本(2024年) | 6回(2021〜2026) |
| 松井秀喜 | 2003〜2012年 | 31本(2004年) | 1回 |
※MLB公式Statsを独自に集計
松井秀喜が2004年に記録した31本は、大谷が現れるまで約20年にわたって「日本人MLB選手の年間最多本塁打」として語られてきた。大谷は2021年に46本でその記録を一気に超えると、以降5年間にわたって毎年その水準を上回り続けている。
日本人MLB野手の本塁打がどう変化してきたかは、日本人メジャー野手の本塁打、10年で激変でより詳しく分析している。
二刀流時代の30本塁打が持つ重さ
見落とされがちだが、2021〜2023年の3シーズンは先発投手として定期的に登板しながら30本以上を記録している。
投手は登板後の回復に中4〜5日を要し、その間は打者としての準備も制限される。一般の指名打者・外野手と体の使い方が根本的に異なる中での年間30本以上だ。6年連続記録の基盤を作ったのは、この二刀流の3年間にほかならない。
2024年以降は打者専念となり、54本の頂点に達した。二刀流時代に30本以上を積み上げていなければ、この「6年連続」という数字は存在しなかった。
2026年シーズンの残り:40本台到達の可能性
8月20日時点で30号に到達した。レギュラーシーズンは9月末まで続き、残り約40試合が残っている。
2024年に54本を経験した大谷にとって、30本は通過点だ。このペースが後半戦も続けば40本台に届く可能性がある。一方、チームのポストシーズン争い次第では休養や登板回避が入ることもあり、最終本塁打数は未確定だ。
日本人選手全体の直近成績は8月18日 MLB日本人選手 試合後データレポートで確認できる。
DiamondStats編集部の独自視点!
今回の6年連続を語るとき、注目したいのは天井ではなく底の話だ。
54本(2024年)のような高い数字に目が行きがちだが、連続記録の価値を決めるのは「最も少なかった年」にある。それが2022年の34本だ。34本は、MLB全体でも年間上位に入る水準で、「普通なら十分すごい」。その34本が大谷にとっての最低値——これが記録の異常さの本質である。
30号の次に何本積み上げるか。今季の最終本数が出たとき、この6年連続という数字がさらにどんな色を帯びるか、楽しみに見ていたい。
まとめ
- 2026年8月20日、大谷翔平が今季30号を放ち6年連続でシーズン30本塁打以上を達成
- 日本人MLB選手として史上初の連続記録
- 2021〜2024年は46・34・44・54本と高水準を維持、うち3年は二刀流として投打両立
- 6年間の最低が34本(2022年)という底値の高さが記録の価値を底上げしている
- 残りシーズン次第で40本台突入の可能性
よくある質問
Q. 大谷翔平の6年連続30本塁打はいつから始まったか?
2021年シーズンから。エンゼルス時代に46本を放ちAL MVPを受賞した年が連続記録の起点で、2026年まで一度も途切れていない。
Q. 大谷翔平のMLBでの年間最多本塁打は?
2024年の54本(MLB公式Stats)。同年は50盗塁も達成する「50-50」を実現し、NL MVPを受賞した。
Q. 日本人MLB選手で大谷以前に30本塁打を打ったことがある選手は?
松井秀喜が2004年に31本を記録したのが唯一の例(MLB公式Stats)。大谷は2021年以降、毎年その水準を上回り続けている。
Q. 2026年の大谷翔平は40本塁打に届くか?
8月20日時点で30本。残り約40試合で10本以上積み上げれば到達する計算だが、最終本数はシーズン終了後の確認が必要だ。
Q. 大谷翔平が投手として登板していた時代でも30本以上を打っていたか?
はい。2021〜2023年の3シーズンは先発投手として定期的に登板しながら、毎年30本以上を記録した。MLB公式Statsで確認できる。
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