9月26日、国内のスポーツ話題で「選手を支える存在」を評価する投票結果が注目を集めた。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)は同じ流れの裏側にある成績の序列をMLB公式Statsで検証し、2026年シーズン・打者WAR(9月26日現在)では1位がピート・クロウ=アームストロング(カブス)の10.6、2位がボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)の6.7で、3.9勝分の差がついていることを確認した。話題の中心は家庭の話題でも、数字だけ見ればMLB全体の頂点は24歳のカブス中堅だ。
クロウ=アームストロングは9月26日時点で151試合・677打席、打率.281、42本塁打、37盗塁、OPS.945。MVP級とされるWAR8.0超えを大きく上回る水準で、守備・走塁・長打を束ねた総合値がリーグを引き離している。
9月26日現在|MLB打者WARトップ10比較
DiamondStats調べ。打者WARはMLB公式Statsの2026年シーズン累計(9月26日現在)を基に、同一指標で並べた。主役行を太字で示す。

| 順位 | 選手 | 球団 | 試合 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | OPS | WAR |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ピート・クロウ=アームストロング | カブス | 151 | 42 | 37 | .281 | .945 | 10.6 |
| 2 | ボビー・ウィットJr. | ロイヤルズ | 142 | 28 | 35 | .298 | .892 | 6.7 |
| 3 | エリー・デラクルーズ | レッズ | 131 | 27 | 25 | .284 | .875 | 6.5 |
| 4 | ヨルダン・アルバレス | アストロズ | 146 | 38 | 1 | .310 | 1.016 | 6.5 |
| 5 | オットー・ロペス | マーリンズ | 145 | 22 | 18 | .275 | .838 | 5.6 |
| 6 | ブライス・トゥラン | ブルワーズ | 143 | 19 | 28 | .289 | .860 | 5.3 |
| 7 | ミゲル・バルガス | ホワイトソックス | 148 | 24 | 8 | .279 | .832 | 5.2 |
| 8 | ケビン・マクゴニグル | タイガース | 145 | 17 | 12 | .273 | .798 | 5.2 |
| 9 | アレックス・ブレグマン | カブス | 149 | 26 | 2 | .268 | .841 | 5.2 |
| 10 | ランディ・アロザレーナ | マリナーズ | 140 | 31 | 15 | .272 | .865 | 5.2 |
1位と2位の差は3.9。3位以下との差も4.1以上で、トップ10の中でも突出している。4位アルバレスはOPS1.016と長打率は群を抜くが、走塁1盗塁・守備評価の差がWAR10.6との距離を生む。
40本42本・37盗塁|162試合換算ペース
通算試合数が選手ごとに異なるため、DiamondStats独自集計で162試合換算の到達ペースを算出した(9月26日現在)。
| 項目 | 実績(9月26日現在) | 162試合換算ペース | 2位ウィットJr.実績 |
|---|---|---|---|
| 本塁打 | 42 | 45.0 | 28(ペース31.9) |
| 盗塁 | 37 | 39.7 | 35(ペース39.9) |
| 打点 | 102 | 109.4 | 96(ペース109.5) |
| 得点 | 98 | 105.1 | 88(ペース100.4) |
本塁打ペース45前後、盗塁ペース40前後。40-40達成圏にいる。同一シーズン40-40はMLB史上ごく少数の記録で、クロウ=アームストロングは残り試合で両方40到達の可能性を残している。ウィットJr.は盗塁ペースは同等だが、本塁打差14本がWAR差に直結する。
打席あたりの長打力も際立つ。ISO(長打率-打率)は.290前後で、トップ10打者の中でも上位に位置する。カブス球場をホームに長打42本を量産しつつ37盗塁と走塁も絡める「二刀流ではない二刀流」がWAR10.6の中身だ。
3.9勝分の差はどこから生まれるか
WARは「その選手がリーグ平均の代役選手より何勝多く貢献したか」を1つの数字にした指標だ。10.6なら、シーズン通算で約11勝分の価値がある計算になる。
クロウ=アームストロングの内訳をざっくり分解すると次の通り(9月26日現在)。
| 評価項目 | クロウ=アームストロング | ウィットJr. | 差の読み方 |
|---|---|---|---|
| 打撃WAR | 約7.5前後 | 約5.4前後 | 長打42本が牽引 |
| 守備・走塁WAR | 約3.1前後 | 約1.3前後 | 中堅守備+37盗塁 |
| 合計WAR | 10.6 | 6.7 | 3.9勝分 |
ウィットJr.は打率.298と平均球質は上だが、本塁打28本・OPS.892に留まる。クロウ=アームストロングは打率こそ.281だが、本塁打差14本と盗塁2本差、守備位置の価値が積み上がる。「平均は勝てるが、一発と走塁と守備の合計では届かない」のが3.9差の正体だ。
同じカブスからアレックス・ブレグマン(5.2)もトップ10入りしており、チーム打線の厚みはある。しかしWAR1位と10位で5.4差あり、チーム内でもクロウ=アームストロングだけが別格である。
投手側の評価軸と並べて読むと輪郭がはっきりする。MLB防御率ランキング2023~|FIPで見る真では、FIP(フィールドング独立防御率)で見た真の投手力を年度別に整理している。打者WAR首位のカブスが、投手FIPランキング上でどの層にいるかを照合すると、チーム総合力の穴と強みが数値で見える。
DiamondStats編集部の独自視点!
配偶者を称える話題と、球場で起きている事実は表裏一体ではない。投票で「旦那の成績が凄すぎる」と語られる背景には、確かに突出したスタッツがある。ただDiamondStatsが毎日見るのは投票結果ではなく、9月26日現在のMLB公式Statsだ。その数字が指す先は、24歳のカブス中堅がWAR10.6で単独首位を走る現実だ。
残り試合は40-40の可否、MVP論争、カブスのポストシーズン進出が重なる。クロウ=アームストロングが1位を維持するかどうかは、本塁打42→45、盗塁37→40の到達速度次第だ。2位ウィットJr.が6.7から浮上するには、長打の爆発が不可欠で、現時点の3.9差は簡単には埋まらない。話題の温度より、WARの桁が勝敗を決める——9月26日現在、その結論は変わっていない。
まとめ
- 9月26日現在のMLB打者WAR1位はピート・クロウ=アームストロング(10.6)。2位ボビー・ウィットJr.(6.7)に3.9勝分リード。
- 42本塁打・37盗塁は162試合換算で45本・40盗塁ペース。40-40達成圏。
- トップ10比較でもOPS・本塁打・総合WARのすべてで突出。国内の「成績が凄い」という話題の裏付けは、MLB公式Stats上もクロウ=アームストロングが最たる位置にいる。
- 投手評価との横断はFIPランキングが参考になる。
データはMLB公式Statsを独自に集計。
よくある質問
Q. 2026年9月26日現在、MLB打者WAR1位は誰ですか?
ピート・クロウ=アームストロング(カブス)です。WAR10.6で2位ボビー・ウィットJr.(6.7)に3.9差をつけています。

Q. WAR10.6はどのくらいすごい数字ですか?
WAR8.0超えがMVP級の目安とされ、10.6はその水準を大きく上回ります。1勝分の価値が約1WARと考えると、代役選手比で約11勝分の貢献に相当します。
Q. クロウ=アームストロングは40-40達成できますか?
9月26日現在42本塁打37盗塁で、162試合換算ペースは45本39.7盗塁。残り試合次第ですが、40-40達成圏内にいます。
Q. 2位ウィットJr.との差3.9は何が原因ですか?
本塁打14本差、守備・走塁評価の積み上げが主因です。打率はウィットJr.が.298と上回るものの、長打と総合貢献度でクロウ=アームストロングが上回っています。
Q. 打者WARと投手のFIPはどう使い分けますか?
打者WARは総合貢献度、FIPは投手の真の防御力指標です。チーム分析では両方を見ます。投手側の年度別序列はMLB防御率ランキング2023~|FIPで見る真で確認できます。
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