米国時間10月19日、ヤンキースのアーロン・ブーン監督が来季も指揮を執ると伝えられました。来季は契約の最終年とされています。契約の中身はMLB公式Statsでは確認できないため、伝えられている内容として書きます。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)では、在任9年の勝敗とポストシーズンの成績を、MLB公式Statsで集計し直しました。
直近の記事では地区シリーズでの球団初の0勝3敗を扱いました。今回の記事は、その敗退を受けて続投が決まったという新しい動きです。1シリーズの打線ではなく、監督の在任全体を数字で見ます。
- 結論は次のとおりです。
- レギュラーシーズンは790勝565敗で勝率.583。9年間で負け越しは一度もありません。
- ポストシーズンは27勝30敗で勝率.474。進出した8回すべてで、最後は敗退して終わっています。
在任9年のレギュラーシーズン成績
2018年から2026年まで、毎年の成績は次のとおりです(2026年のレギュラーシーズン終了時点)。

| 年 | 勝 | 敗 | 勝率 | 地区順位 |
|---|---|---|---|---|
| 2018 | 100 | 62 | .617 | 2位 |
| 2019 | 103 | 59 | .636 | 1位 |
| 2020 | 33 | 27 | .550 | 2位 |
| 2021 | 92 | 70 | .568 | 3位 |
| 2022 | 99 | 63 | .611 | 1位 |
| 2023 | 82 | 80 | .506 | 4位 |
| 2024 | 94 | 68 | .580 | 1位 |
| 2025 | 94 | 68 | .580 | 2位 |
| 2026 | 93 | 68 | .578 | 2位 |
| 通算 | 790 | 565 | .583 | 地区優勝3回 |
2020年は短縮シーズンで60試合です。9年で1355試合を戦い、勝率.583は162試合に直すと約94勝のペースです。
勝率が.550を下回ったのは2023年の.506だけで、このときだけポストシーズンを逃しました。地区優勝は2019年、2022年、2024年の3回です。残りの6シーズンは2位から4位でした。
ポストシーズンの成績
進出した8回の成績は次のとおりです。
| 年 | 勝 | 敗 | 最後に敗れたラウンド |
|---|---|---|---|
| 2018 | 2 | 3 | 地区シリーズ |
| 2019 | 5 | 4 | リーグ優勝決定シリーズ |
| 2020 | 4 | 3 | 地区シリーズ |
| 2021 | 0 | 1 | ワイルドカード・シリーズ |
| 2022 | 3 | 6 | リーグ優勝決定シリーズ |
| 2024 | 8 | 6 | ワールドシリーズ |
| 2025 | 3 | 4 | 地区シリーズ |
| 2026 | 2 | 3 | 地区シリーズ |
| 通算 | 27 | 30 |
ポストシーズン通算の勝率.474は、レギュラーシーズンの.583より約11ポイント低い数字です。数字は2018年から2026年の全試合を、DiamondStatsが集計しました。
ラウンド別に見た勝ち負け
どこで勝ち、どこで止まったのかをラウンドごとに分けると、次の形になります。
| ラウンド | シリーズ勝敗 |
|---|---|
| ワイルドカード・シリーズ | 4勝1敗 |
| 地区シリーズ | 3勝4敗 |
| リーグ優勝決定シリーズ | 1勝2敗 |
| ワールドシリーズ | 0勝1敗 |
| 合計 | 8勝8敗 |
ワイルドカード・シリーズは5回中4回突破しています。ところが地区シリーズでは7回中4回敗れています。2026年は、このラウンドで0勝3敗の完敗でした。
地区シリーズで止まった戦いぶりは、数字だけでなく試合の流れで見るとまた違った発見があります。ヤンキースの試合を中継で観戦したい方は、こちらから探せます。
最も深く進んだのは2024年です。リーグ優勝決定シリーズを4勝1敗で勝ち上がり、ワールドシリーズでドジャースに1勝4敗で敗れました。進出8回で、最後のシリーズに勝った年は一度もありません。
続投をどう読むか
数字の面では、レギュラーシーズンの安定感ははっきりしています。9年連続の勝ち越しは、長期政権を支える一番の材料です。
一方、ポストシーズンは勝ち越せていません。8勝8敗のシリーズ成績を、勝率.583のチームが残したことになります。短期決戦は運の要素が大きいため、監督一人の責任とは言い切れません。それでも、世界一から遠ざかっている事実は数字に残っています。
- 契約最終年を迎える来季は、次の3点が注目になります。
- 勝率.550以上を保てるか
- 地区優勝(過去9年で3回)を増やせるか
- 地区シリーズの壁を破れるか
DiamondStats編集部の独自視点!
勝率.583という数字は、ヤンキースが勝てないチームではなかったことを示しています。それでも8回の挑戦のうち、最後に笑えたことは一度もありません。
私たちが見ているのは、地区シリーズでの4敗です。強いはずのチームが一番手前の関門で止まる形が、2018年、2020年、2025年、2026年と繰り返されています。来季はこのラウンドでの戦い方が、続投の評価を左右しそうです。
まとめ
- ブーン監督は在任9年で790勝565敗、勝率.583。負け越しはゼロです。
- ポストシーズンには8回進出しましたが、通算27勝30敗で世界一はありません。
- シリーズ成績は8勝8敗で、地区シリーズは3勝4敗でした。
- 来季が契約最終年とされ、短期決戦での結果が焦点になります。
データはMLB公式Statsを独自に集計しています。ヤンキースの最近の戦いぶりは、直近10試合を扱った記事でも確認できます。
よくある質問
Q. ブーン監督の在任中の通算勝率は?
790勝565敗で勝率.583です。2018年から2026年の9シーズン、レギュラーシーズンの合計になります。
Q. ブーン監督はポストシーズンに何回進出しましたか?
9年のうち8回です。進出しなかったのは82勝80敗だった2023年だけです。
Q. ブーン監督のポストシーズン通算成績は?
27勝30敗で勝率.474です。最も勝ち進んだのは2024年で、ワールドシリーズまで進みました。
Q. ヤンキースは在任中に地区優勝しましたか?
2019年、2022年、2024年の3回です。そのほかの年は2位から4位でした。
Q. 来季の契約はどうなっていますか?
来季が契約の最終年と伝えられています。契約の詳細はMLB公式Statsでは確認できないため、この記事では詳しい条件は書いていません。
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