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ジャクソン・チョウリオ 16試合17打点 ベン・ブラウンの球団記録を抜く速さをデータ検証

2026 10/08
データ検証・分析
2026年10月8日

ジャクソン・チョウリオ 16試合17打点 ベン・ブラウンの球団記録を抜く速さをデータ検証10月7日(日本時間8日)、ペトコ・パークで行われたナショナル・リーグ地区シリーズ第4戦で、ブルワーズがパドレスに3-1で勝ち、シリーズ3勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めました。1-1の5回、勝ち越しの適時打を放ったのが22歳のジャクソン・チョウリオです。この1打点でポストシーズン通算打点は17となり、ライアン・ブラウンが持っていた球団記録の16を超えました。

数字の見どころは「17」そのものより、そこに要した試合数です。ブラウンは27試合で16打点、チョウリオは16試合で17打点。MLB公式Statsをもとに、どれだけ速いペースなのかを球団の歴代と並べて確かめます。

目次

第4戦の5回表 1-1から試合を動かした1本

3回表にギャレット・ミッチェルの適時打で先制したブルワーズは、その裏にフェルナンド・タティスJr.の本塁打で同点に追いつかれました。1-1で迎えた5回表、先頭のミッチェルがロビー・レイから三塁打。1死三塁で打席に立ったチョウリオは、交代したブラッドリー・ロドリゲスの初球を中前にはじき返し、三塁走者を迎え入れました。

ジャクソン・チョウリオ 直近10試合の安打と本塁打(2026年・MLB公式Statsの実測値)

項目 内容
試合 地区シリーズ第4戦 10月7日(日本時間8日)
場面 5回表1死三塁 1-1
相手投手 ブラッドリー・ロドリゲス
結果 中前適時打(勝ち越し)
打球速度 160.8キロ(99.9マイル)
打球角度 8度のライナー

ジャクソン・チョウリオの成績推移(MLB公式Statsの実測値をもとにDiamondStatsが作成)

6回にはサル・フリリックの犠飛で3点目が入り、アーロン・アシュビーが5回から3イニングを無失点、トレバー・メギルが9回を締めました。チョウリオのこの日の成績は4打数1安打1四球1打点。初回の遊ゴロは打球速度176.4キロ(109.6マイル)で、当たりそのものは一日中強かった日でした。

ブルワーズの第1戦の投手起用はミジオロウスキーの地区シリーズ初戦4回88球の記事で整理しています。

ブルワーズのポストシーズン通算打点 歴代トップ10

球団のポストシーズン全試合(1981年から2026年10月8日現在)のボックススコアを独自に積み上げました。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)調べです。

順位 選手 打点 試合 1試合あたり
1 ジャクソン・チョウリオ 17 16 1.06
2 ライアン・ブラウン 16 27 0.59
3 セシル・クーパー 13 17 0.76
4 ポール・モリター 9 17 0.53
5 テッド・シモンズ 8 17 0.47
5 プリンス・フィルダー 8 15 0.53
7 ゴーマン・トーマス 7 17 0.41
7 ロビン・ヨーント 7 17 0.41
7 ウィリアム・コントレラス 7 18 0.39
10 ジム・ガントナー 6 16 0.38

1位と2位の差は1打点ですが、試合数はチョウリオの方が11試合少ない。1試合あたり1.06打点は、トップ10の中でただひとり1.00を超えています。1982年にワールドシリーズまで戦ったクーパーの0.76が2番手で、ブラウンの0.59は歴代2位の打点を27試合かけて積んだ数字です。

ヨーントとモリターという殿堂入り2人の合計が16打点。チョウリオひとりで、その2人を足した数を上回ったことになります。

3年連続で打点を重ねた年別の推移

チョウリオは2024年に20歳でポストシーズンを初めて経験し、以来3年続けて10月に打っています。

年 試合 打数 安打 本塁打 打点 打率 OPS
2024 3 11 5 2 3 .455 1.500
2025 9 33 10 2 8 .303 .890
2026 4 16 3 1 6 .188 .638
通算 16 60 18 5 17 .300 .933

注目は2026年です。打率.188と当たり自体は止まっているのに、4試合すべてで打点を記録しました。

地区シリーズ 打数 安打 本塁打 打点
第1戦(10月3日) 4 1 1 2
第2戦(10月4日) 4 1 0 2
第3戦(10月6日) 4 0 0 1
第4戦(10月7日) 4 1 0 1

4試合で安打は3本、打点は6。無安打の第3戦でも1打点を挙げています。走者を置いた場面で最低限の仕事をした結果、安打より打点の方が多いという珍しい形になりました。

レギュラーシーズンとの比較 走者を還す力が10月に跳ね上がる

2026年のレギュラーシーズンは127試合で75打点、1試合あたり0.59打点でした。ポストシーズン通算の1.06は、その1.8倍にあたります。

期間 試合 本塁打 打点 1試合あたり打点
2025年レギュラーシーズン 131 21 78 0.60
2026年レギュラーシーズン 127 25 75 0.59
ポストシーズン通算 16 5 17 1.06

ポストシーズンのペースを162試合に換算すると172打点になります(DiamondStats調べ)。もちろん16試合の数字をそのまま伸ばせるわけではありませんが、相手の先発がエース級に絞られる10月に打点率が落ちるどころか上がっている点は、22歳の選手として特筆すべき傾向です。

2026年のレギュラーシーズンは打率.291、25本塁打、23盗塁、96得点で、球団史上初の103勝に貢献しました。その103勝の中身はブルワーズが最高勝率103勝の球団史上初シーズンでまとめています。

DiamondStats編集部の独自視点!

球団記録の更新は、今季のブルワーズが「打線の中心が誰か」を言葉より先に数字で示した出来事です。コントレラスやイエリッチが並ぶ打線で、相手が最も走者を出したくない打者がチョウリオになりました。

次に見たいのは、リーグ優勝決定シリーズで打率が戻ってくるかです。地区シリーズは3安打6打点という効率の勝負でした。5回の決勝打は打球速度160.8キロのライナーで、初回には176.4キロの打球もありました。打球の質が落ちていないのなら、安打は追いついてきます。

もうひとつは年齢の壁です。チョウリオは第4戦の時点で22歳210日。ブラウンが球団記録の16打点に達したのは2018年、34歳のときでした。あと何度10月を戦えるかを考えると、この記録は本人がさらに塗り替え続ける可能性が高い。今季の数字がどこまで伸びるかはMLBポストシーズン2026 個人成績ランキングで追いかけられます。

よくある質問

Q. チョウリオの決勝打はいつの試合ですか?

10月7日(日本時間8日)のナショナル・リーグ地区シリーズ第4戦、パドレス戦です。1-1の5回表1死三塁から中前適時打を放ち、ブルワーズが3-1で勝ってシリーズを3勝1敗で制しました。

Q. ブルワーズのポストシーズン通算打点の球団記録は何点ですか?

2026年10月8日現在、ジャクソン・チョウリオの17打点が球団記録です。それまでの記録はライアン・ブラウンの16打点で、ブラウンは27試合、チョウリオは16試合で到達しました。

Q. チョウリオのポストシーズン通算成績は?

16試合で60打数18安打、5本塁打、17打点、打率.300、OPS.933です(MLB公式Stats、2026年10月8日現在)。2024年から3年連続でポストシーズンに出場しています。

Q. 2026年の地区シリーズでのチョウリオの成績は?

4試合で16打数3安打1本塁打6打点です。打率は.188でしたが、4試合すべてで打点を記録しました。

まとめ

  • 10月7日(日本時間8日)の地区シリーズ第4戦、1-1の5回に勝ち越しの適時打。ブルワーズは3-1で勝ちシリーズ3勝1敗で突破
  • ポストシーズン通算17打点はブルワーズの球団記録。ライアン・ブラウンの16打点を11試合少ない16試合で更新
  • 1試合あたり1.06打点は球団の歴代トップ10でただひとり1.00超え
  • 2026年の地区シリーズは3安打6打点。打率.188でも4試合連続で打点を記録

レギュラーシーズン終盤のブルワーズの勢いはブルワーズが球団史上初の100勝の記事で振り返れます。リーグ優勝決定シリーズの数字が加わるたびに、この記録表を更新していきます。データはMLB公式Statsを独自に集計しました。

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記事の数値はMLB公式Statsから取得した内容に基づき、報道記事の転載や要約は行わず、全球団・全選手を対象にした独自集計・分析を継続的に行っています。放送・配信情報についても各社の公式発表を出典に、日々更新しています。

数値・記録は公開時点の公式データに基づいて作成し、誤りに気づいた場合は速やかに該当箇所を修正します。集計方法に起因する重要な訂正がある場合は、記事内にその旨を明記します。特定の球団・選手への偏りを避け、中立的な立場での情報提供を心がけています。

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