MENU
  • マジックナンバー
  • ポストシーズン
  • 打球速度ランキング
  • 日本人選手の成績一覧
  • ワイルドカード
  • WARランキング
  • 30球団ガイド
  • ルール・用語解説
  • 大谷翔平 次回登板
  • 最終成績予測
  • コスパランキング
  • 記録カウントダウン
  • 移籍・契約の用語
  • 記事一覧
  • 視聴ガイド(放送・配信)
MLBを、データで深く。全30球団の試合・記録・選手を公式データで独自分析。
ダイヤモンドスタッツ
  • ポストシーズン
  • 放送情報
  • 日本人速報
  • 順位表
  • 個人成績
  • 注目選手
  • ポストシーズン
  • 放送情報
  • 日本人速報
  • 順位表
  • 個人成績
  • 注目選手
ダイヤモンドスタッツ
  • ポストシーズン
  • 放送情報
  • 日本人速報
  • 順位表
  • 個人成績
  • 注目選手
  1. ホーム
  2. データ検証・分析
  3. メジャーリーグの外野守備制限の実験と激減する2本の二塁打を徹底分析

メジャーリーグの外野守備制限の実験と激減する2本の二塁打を徹底分析

2026 10/25
データ検証・分析
2026年10月25日

メジャーリーグは2026年10月上旬から、秋の育成リーグアリゾナ・フォールリーグで外野手の守備位置を制限する新ルールを試験運用しています。現地10月6日に実験の中身が明らかになりました。いまもリーグ戦の中で続いています。

狙いは、左中間と右中間を広く空けて二塁打と三塁打を増やすことです。2026年のメジャーでは、1球団1試合あたりの二塁打が1.54本でした。これは21世紀でいちばん少ない数字です。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)がMLB公式Statsを独自に集計し、長打がどれだけ減ったのか、2023年の内野シフト禁止のあと何が起きたのかを比べました。

目次

外野守備制限の実験で何が決まっているか

実験はソルトリバー・フィールズで行われる試合が対象です。ここはダイヤモンドバックスとロッキーズのキャンプ地でもあります。

項目 内容
対象 外野手(1球ごと、投球前の立ち位置)
目印 外野の芝生に引いた線
判定 球場の追跡システムが位置を測り、バックスクリーン側の表示で緑・黄・赤に分けて示す
罰則 決められた場所の外にいた外野手が打球を処理したときだけ。走者をどこまで進めるかは審判が決める
実際の守り方 両翼が浅め、ファウルライン寄りに守る。打者が誰でも両チームとも同じ形

決められた場所の外にいても、その選手が打球に触らなければ罰則はありません。立ち位置を細かく指定する形ではなく、「どこにいてもよいが、捕ったら罰則」という作りです。

なお、守れる範囲の細かい距離は公式にはまだ発表されていません。

データ①:二塁打は21世紀で最少、三塁打は2000年の7割

まず長打がどれだけ減ったかを見ます。数字はすべて1球団1試合あたりです(2020年は60試合の短縮シーズンなので外しました)。

年 二塁打 三塁打 本塁打
2000 1.83 0.196 1.17
2006 1.88 0.196 1.11
2012 1.70 0.191 1.02
2016 1.70 0.180 1.16
2019 1.76 0.162 1.39
2022 1.63 0.132 1.07
2026 1.54 0.138 1.15

2000〜2026年の二塁打

※2026年はレギュラーシーズン終了時点。データはMLB公式Statsを独自に集計

2026年の二塁打1.54本は、2006年の1.88本より18%少ない数字です。162試合に直すと、1球団あたり約305本→約250本。1シーズンで55本ほど二塁打が減った計算です(DiamondStats調べ)。

三塁打は2000年の0.196本から0.138本へ減り、約3割減です。162試合で見ると約32本から約22本になります。

一方で本塁打は1本を超えたまま、ほとんど減っていません。長打の中身が「間を抜く打球」から「スタンドに入る打球」に偏ったことが分かります。外野手が後ろに下がって守ると、フライは捕りやすくなり、間を抜ける打球は減ります。これが今回のルールが問題にしている点です。

データ②:内野シフト禁止の効果は3年で消えた

前例は2023年の内野シフト禁止です。二塁ベースの左右に内野手を2人ずつ置き、内野手は芝生の上に出てはいけない、という決まりでした。

年 打率 BABIP 二塁打/試合 得点/試合
2022 .243 .290 1.63 4.28
2023(禁止1年目) .248 .297 1.69 4.62
2024 .243 .291 1.60 4.39
2025 .245 .291 1.59 4.45
2026 .244 .290 1.54 4.48

2022〜2026年の得点/試合(点)

※BABIPは本塁打を除いた、グラウンドに飛んだ打球が安打になった割合(DiamondStats独自集計)

禁止の1年目は、打率が5厘、BABIPが7厘上がりました。ところが2026年のBABIPは.290で、禁止前の2022年と同じです。二塁打は禁止前より少なくなりました。

守る側は、決まりの中で別の最適な形を見つけます。内野を縛ると、効果は1年ほどで外野の深さなどで打ち消された。この数字から、メジャーリーグが次に外野へ手を付けた流れが分かります。

データ③:今回の実験で狙う打球は「間」だけ

本塁打は守備位置と関係なく、塀を越えれば決まります。2019年には史上最多の1.39本を記録しました。本塁打を除いて今回の制限で増える可能性があるのは、次の2つです。

  • 左中間・右中間を抜ける二塁打
  • フェンスまで転がる三塁打

仮に二塁打が2019年の1.76本まで戻ると、1球団の年間二塁打は約35本増えます。三塁打が2016年の0.180本まで戻れば約7本増えます(DiamondStats調べ・162試合換算)。走る打者が増えれば、外野手の肩や中継プレーといった「見せ場」も増えます。

ただ、打つ側の考え方は変わっていません。フライを上げて塀を越える打撃は、守備位置とは関係なく点を取る一番の近道です。外野の間を空けても、打者がそこを狙わなければ数字は動きません。

実験からメジャーで導入されるまでの流れ

アリゾナ・フォールリーグはこれまでも新ルールを最初に試す場でした。

ルール 主な流れ
投球間の時間制限 秋のリーグとマイナーで試す → 2023年にメジャー導入
内野シフト禁止 2021年に2Aで試す → 2023年にメジャー導入
外野守備の制限 2026年10月にアリゾナ・フォールリーグで実験開始

今のところ、2027年のメジャーで使うという発表はありません。マイナーの上の級で試すまでにも数年かかる、との見方があります。来季すぐに導入される段階ではないと考えるのが正確です。

DiamondStats編集部の独自視点!

数字を並べて見えてきたのは、守備の工夫と規則のいたちごっこです。内野を縛ると外野が下がり、外野を縛れば、次は打者の振り方がどう変わるかが問われます。

編集部が注目しているのは三塁打です。三塁打は足の速い選手の数字で、球場の広さにも左右されます。外野の間が空けば、まず三塁打の多い選手から数字が伸びるはずです。実験の結果が出たら、選手ごとの三塁打もDiamondStatsで追いかけます。

まとめ

  • メジャーリーグは2026年10月から、アリゾナ・フォールリーグで外野守備位置の制限を実験している
  • 2026年の二塁打は1球団1試合1.54本で、21世紀の最少。三塁打は2000年から約3割減った
  • 2023年の内野シフト禁止の効果は3年でほぼ消え、BABIPは禁止前の.290に戻った
  • メジャーへの導入時期は決まっていない

よくある質問

Q. 外野シフト制限はいつからメジャーリーグで導入されますか?

まだ決まっていません。2026年10月にアリゾナ・フォールリーグで実験が始まった段階で、2027年に導入するという発表はありません。

Q. 外野手が決められた位置の外にいるとどうなりますか?

その外野手が打球を処理したときだけ罰則があります。走者をどこまで進めるかは審判が決めます。打球に触らなければ罰則はありません。

Q. 2023年の内野シフト禁止で打率は上がりましたか?

メジャー全体の打率は、1年目に.243から.248へ上がりました。その後は.243、.245、.244と動き、2026年は禁止前とほぼ同じ水準です。

Q. メジャーリーグの二塁打はどれくらい減っていますか?

2026年は1球団1試合あたり1.54本です。2006年の1.88本から18%減り、21世紀で最も少ない数字です。

Q. アリゾナ・フォールリーグとはどんなリーグですか?

各球団の有望な若手が秋に集まる育成のリーグです。投球間の時間制限など、新ルールを最初に試す場にもなっています。

メジャーリーグの順位や記録の動きは、DiamondStatsのトップページから毎日の更新をご覧ください。

⚾ 試合を観るには: MLB配信サービスの比較・視聴方法はこちら

関連記事

あわせて読みたい記事です。

  • アリゾナ・ダイヤモンドバックス完全ガイド|フェニックス(アリゾナ州)・ナ・リーグ西地区 アリゾナ・ダイヤモンドバックスは1996年創設のMLB球団。本拠地はチェイス・フィールド、ナショナル・リーグ西地区に所属
  • ロッキーズが4年連続100敗 球団史でどのくらい悪いのかをデータで検証 ロッキーズが4年連続の100敗。球団史34シーズンの敗戦数と勝率、100敗目の試合数をMLB公式Statsで比べた。
  • コロラド・ロッキーズ完全ガイド|デンバー(コロラド州)・ナ・リーグ西地区 コロラド・ロッキーズは1992年創設のMLB球団。本拠地はクアーズ・フィールド、ナショナル・リーグ西地区に所属する。ワー
⚾ 続けて見る
📊 最新の順位表ア・リーグ/ナ・リーグ全30球団🔮 プレーオフ進出確率毎日更新。今日の変動をチェック⚾ 選手データ一覧MLB全選手を球団・名前で検索🔥 大谷翔平の最新成績HR・打率・投球データ
📰 最新の記事
ミジオロウスキーが初回13球中12球で100マイル以上 ポストシーズン第5戦を検証2026.10.30ブルワーズがワールドシリーズ初制覇 本拠地ポストシーズン平均4万2692人をデータで検証2026.10.30ジェイコブ・ミジオロウスキーが世界一 年俸1億円台で報酬試算7億円をデータで検証2026.10.30ブルワーズが本塁打28位で初制覇 打率と出塁率はメジャー1位2026.10.30ブルワーズがワールドシリーズ初制覇 ポストシーズン11勝2敗をデータで検証2026.10.29ブルワーズが初の世界一 ポストシーズン11勝2敗を1995年以降の王者と比較2026.10.29
データ検証・分析
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • ピート・クロウ=アームストロングが年間最優秀選手 史上7人目の40-40を検証
  • アーロン・アシュビーがポストシーズン14回自責点0 救援投手で今季最多のイニングを記録

この記事を書いた人

DiamondStats編集部のアバター DiamondStats編集部

DiamondStats編集部は、MLB(メジャーリーグベースボール)を「データ」の視点から深掘りする日本語メディアです。全30球団の試合と選手の成績を対象に、順位表・個人成績・放送情報・用語解説など、MLBを楽しむために必要な情報を発信しています。

記事の数値はMLB公式Statsから取得した内容に基づき、報道記事の転載や要約は行わず、全球団・全選手を対象にした独自集計・分析を継続的に行っています。放送・配信情報についても各社の公式発表を出典に、日々更新しています。

数値・記録は公開時点の公式データに基づいて作成し、誤りに気づいた場合は速やかに該当箇所を修正します。集計方法に起因する重要な訂正がある場合は、記事内にその旨を明記します。特定の球団・選手への偏りを避け、中立的な立場での情報提供を心がけています。

内容に関するお気づきの点は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

📚 記事一覧
記事一覧を見る(過去の記事もすべて) →
MLBポストシーズン2026 ワールドシリーズトーナメント MLBを日本で見る方法 完全ガイド

カテゴリー

  • チーム紹介
  • データ検証・分析
  • 契約・移籍・お金
  • 解説・ガイド
  • 試合速報・まとめ
  • 順位・記録
🔥 週間人気ランキング
MLB年俸ランキング2026 上位100人|メジャーリーガーの年俸を日本円でも比較1MLB年俸ランキング2026 上位100人|メジャーリーガーの年俸を日本円でも比較MLB打球速度ランキング 2026|日本人選手の順位もキロ換算つきで2MLB打球速度ランキング 2026|日本人選手の順位もキロ換算つきでメジャー日本人選手の年俸ランキング2026|契約総額・年数と今季成績3メジャー日本人選手の年俸ランキング2026|契約総額・年数と今季成績MLBポストシーズン2026 トーナメント表と結果|ワールドシリーズまでの組み合わせ・日程4MLBポストシーズン2026 トーナメント表と結果|ワールドシリーズまでの組み合わせ・日程MLBポストシーズン2026 個人成績ランキング|本塁打・打率・打点・奪三振・防御率5MLBポストシーズン2026 個人成績ランキング|本塁打・打率・打点・奪三振・防御率

DiamondStats 公式X

  • お問い合わせ
  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項

© Diamond Stats.

目次