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アスレチックスのマックス・マンシーが左膝手術 9月打率.306の成績をデータ検証

2026 10/28
データ検証・分析
2026年10月28日

アスレチックスは10月27日(日本時間28日)、マックス・マンシー内野手(24)が左膝軟骨の手術を受け、あわせてPRP注射も受けたと発表しました。報道では、来春のキャンプには間に合う見込みです。

ドジャースのマックス・マンシー(36)と同じ名前で、誕生日も同じ8月25日。名前ばかりが話題になりますが、DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)がMLB公式Statsで成績を月ごとに見ると、手術の前、9月は打率.306(36打数11安打)・OPS.814でシーズン最高の月でした。調子が上がってきたところでの離脱です。

DiamondStatsの検証で分かったこと
24歳のマンシーは9月に三振の割合が26.3%まで下がり、3・4月の35.6%から9ポイント以上よくなっていた。今季は左手の骨折と左膝で2度、負傷者リストに入っている。

目次

今季の成績|2年目は打率もOPSも上がった

アスレチックスのマンシーは2025年にメジャーデビューし、今季が2年目でした。2年分の成績を並べます(2026年レギュラーシーズン終了時点)。

マックス・マンシー 直近10試合の安打と本塁打(2026年・MLB公式Statsの実測値)

シーズン 試合 打席 打率 本塁打 打点 出塁率 OPS
2025年 63 220 .214 9 23 .259 .638
2026年 82 284 .230 9 30 .296 .683
通算 145 504 .223 18 53 .280 .663

アスレチックス(直近10試合)の成績推移(MLB公式Statsの実測値をもとにDiamondStatsが作成)

打率は.214から.230へ、出塁率は.259から.296へ上がりました。四球の割合は4.5%から7.4%に増えています(DiamondStats調べ)。

ただ、チーム全体のOPSは.719で、マンシーの.683はそれを下回っています。82試合で9本塁打は、162試合に直すと約18本のペースです(DiamondStats独自集計)。

月別の成績|9月がシーズンで一番よかった

3月と4月は合わせて「3・4月」にしています。5月は左手の骨折で試合に出ていません。月別の打率は、その月だけの打数と安打で計算した数字で、シーズン通算の打率(.230)とは別のものです。

月 試合 打席 打率 本塁打 OPS 三振の割合
3・4月 26 104 .239 2 .710 35.6%
6月 18 63 .228 3 .707 28.6%
7月 4 11 .000 0 .273 54.5%
8月 22 68 .206 2 .598 29.4%
9月 12 38 .306 2 .814 26.3%

※三振の割合は三振÷打席でDiamondStatsが計算。2026年レギュラーシーズン終了時点。打率・OPSはMLB公式Statsの月別の記録と同じ数字。

7月はマイナーとの行き来が続き、11打席で無安打でした。8月4日にメジャーへ戻ってからは、指名打者や左翼でも使われています。

9月は打席数こそ少ないものの、打率.306(36打数11安打)・OPS.814と三振の割合26.3%は、どれも今季の月別で一番でした。9月4日と5日のマリナーズ戦では2試合続けて本塁打を打っています。

最後の出場は9月17日(米国時間)のレイズ戦です。9月22日に左膝の軟骨の故障で負傷者リストに入り、そのまま今季の出場を終えました。

2度の離脱|骨折と膝で約2か月

今季の負傷者リストと、メジャーとマイナーの行き来をMLB公式の記録でまとめます(日付は米国時間)。

日付 出来事
4月26日 左手第5中手骨の骨折で負傷者リスト入り(さかのぼって適用)
6月8日 負傷者リストから復帰
7月8日 3Aラスベガスへ
7月21日 メジャーに再昇格
7月25日 再び3Aへ
8月4日 メジャーに再昇格
9月22日 左膝の軟骨の故障で負傷者リスト入り

3Aにいた期間を除いても、左手骨折での離脱は4月26日から6月8日まで続きました。来季に必要なのは、まず1年を通してメジャーで打席に立つことです。

左投手と右投手|選球の差が大きい

相手 打席 打率 本塁打 出塁率 OPS 四球
対左投手 105 .209 2 .314 .677 13
対右投手 179 .242 7 .285 .685 8

OPSはほぼ同じでも、内訳は違います。左投手からは105打席で13四球(12.4%)を選び、右投手からは179打席で8四球(4.5%)でした(DiamondStats調べ)。

本塁打9本のうち7本は右投手から打っています。右投手から長打を打ちながら四球も選べるようになれば、出塁率は上がります。

ドジャースのマンシーと比べる|最初の2年はどちらもアスレチックス

ドジャースのマンシーも、メジャーの最初の2年(2015・2016年)はアスレチックスでプレーしていました。同じ球団、同じ三塁手で、メジャーの最初の2年を比べます。

選手 最初の2年 試合 打席 打率 本塁打 OPS(年ごと)
アスレチックスのマンシー 2025・2026年 145 504 .223 18 .638→.683
ドジャースのマンシー 2015・2016年 96 245 .195 5 .660→.565

※打率は2年分の安打÷打数でDiamondStatsが計算。

ドジャースのマンシーは、アスレチックスでの2年で5本塁打に終わりました。ドジャースへ移った2018年に35本塁打・OPS.973を記録し、今季も149試合で29本塁打・OPS.838です。

最初の2年だけを比べれば、24歳のマンシーは打席数が倍以上あり、本塁打も3倍以上です。

なお、今季の三振の割合は24歳のマンシーが32.0%、ドジャースのマンシーが25.0%でした(DiamondStats調べ)。2人の差はここにあります。

6月29日(日本時間30日)のドジャース戦では、2人とも「7番・三塁」で先発しました。ドジャースのマンシーは5打数2安打1本塁打、アスレチックスのマンシーは3打数1安打です。試合はドジャースが9-4で勝ちました。

DiamondStats編集部の独自視点!

9月の打率.306は36打数11安打、38打席しかなく、これで「目覚めた」とはまだ言えません。それでも三振の割合が月ごとに下がってきたのは、2年目の大事な手応えです。

ドジャースのマンシーも、本当に打ち始めたのは27歳の2018年でした。24歳のマンシーにはまだ時間があります。

来春のキャンプで膝の具合が戻っているか。オープン戦で三振の割合が30%を切れるか。DiamondStatsはそこを見ていきます。

同じ名前のもう1人、ドジャースのマンシーがいるドジャースの今季の終わり方は、ドジャースが4連敗で終戦 最終戦の観客4万910でまとめています。

負けた理由を数字で追った記事は、ドジャース 4連敗の敗因データ分析です。

まとめ

  • アスレチックスは10月27日(日本時間28日)、マックス・マンシー(24)が左膝軟骨の手術とPRP注射を受けたと発表した
  • 今季は82試合で打率.230、9本塁打、30打点、OPS.683。1年目より打率も出塁率も上がった
  • 9月は打率.306(36打数11安打)・OPS.814で、シーズン最高の月だった
  • 今季は左手の骨折と左膝で、2度負傷者リストに入った
  • ドジャースのマンシーとはメジャー最初の2年がどちらもアスレチックスだった。最初の2年の本塁打は18本対5本

データはMLB公式Statsを独自に集計しています。

よくある質問

Q. アスレチックスのマックス・マンシーは何の手術を受けた?

左膝軟骨の手術を受け、PRP注射もあわせて受けました。アスレチックスが10月27日(日本時間28日)に発表しています。報道では、来春のキャンプには間に合う見込みです。

Q. 2人のマックス・マンシーは何が違う?

アスレチックスのマンシーは2002年生まれの24歳、ドジャースのマンシーは1990年生まれの36歳です。誕生日はどちらも8月25日で、守備位置もどちらも三塁です。

Q. アスレチックスのマンシーの2026年の成績は?

82試合で打率.230、9本塁打、30打点、OPS.683でした(2026年レギュラーシーズン終了時点)。

Q. ドジャースのマンシーもアスレチックスにいた?

はい。2015年と2016年にアスレチックスでプレーし、2年で96試合・5本塁打でした。2018年からドジャースで中心打者になっています。

Q. 来季の開幕には間に合う?

報道では、来春のキャンプに間に合う見込みとされています。開幕に間に合うかは、まだ発表されていません。

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記事の数値はMLB公式Statsから取得した内容に基づき、報道記事の転載や要約は行わず、全球団・全選手を対象にした独自集計・分析を継続的に行っています。放送・配信情報についても各社の公式発表を出典に、日々更新しています。

数値・記録は公開時点の公式データに基づいて作成し、誤りに気づいた場合は速やかに該当箇所を修正します。集計方法に起因する重要な訂正がある場合は、記事内にその旨を明記します。特定の球団・選手への偏りを避け、中立的な立場での情報提供を心がけています。

内容に関するお気づきの点は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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