ブルワーズとレイズが戦うワールドシリーズの第1戦(日本時間10月24日、ブルワーズが3-2で勝利)は、平均1226万人が視聴しました。米国の全国中継局が発表した数字(ニールセン調べ)です。第2戦の平均は1085万人でした。
人口の少ない2つの地域どうしの対戦なので、視聴者は伸びないという見方が多くありました。ところが過去3年の同じ試合と並べると、2025年のドジャース対ブルージェイズとの差は1割もありません。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)では、第1戦と第2戦の数字を年ごとに並べて比べました。
第1戦の1226万人は2025年の92%
まず第1戦と第2戦を、過去3年の同じ試合と並べます(10月28日現在、発表済みの数字)。
| 年 | 対戦 | 第1戦 | 第2戦 |
|---|---|---|---|
| 2026年 | ブルワーズ対レイズ | 1226万人 | 1085万人 |
| 2025年 | ドジャース対ブルージェイズ | 1331万人 | 1163万人 |
| 2024年 | ドジャース対ヤンキース | 1547万人 | 1410万人 |
| 2023年 | レンジャーズ対ダイヤモンドバックス | 935万人 | 838万人 |

※2023年は、いまの集計方法に変わる前の数字です。
2025年と比べると、第1戦は8%減、第2戦は7%減です。ドジャースとヤンキースという2大人気球団が戦った2024年と比べると、第1戦は21%減、第2戦は23%減でした。
一方で2023年と比べると、第1戦は31%増、第2戦は29%増です。地方の球団どうしのシリーズとしては、高い水準から始まったことになります。
レイズとブルワーズの勝率の予想は、レイズ対ブルワーズのワールドシリーズの勝率でも扱っています。
第1戦から第2戦の落ち幅は4年で2番目に小さい
続いて、第1戦から第2戦でどれだけ視聴者が減ったかを計算しました(DiamondStats調べ)。
| 年 | 第1戦→第2戦の増減 | 2試合の平均 |
|---|---|---|
| 2026年 | -11.5% | 1155.5万人 |
| 2025年 | -12.6% | 1247万人 |
| 2024年 | -8.9% | 1478.5万人 |
| 2023年 | -10.4% | 886.5万人 |
第2戦で1割前後減るのは毎年のことです。2026年の-11.5%は2025年より小さく、4年の中では2番目に小さい落ち幅でした。
第1戦だけを見ていた人が第2戦で大きく離れたわけではありません。2試合の平均で見ても、2025年との差は91.5万人(約7%)にとどまります。
地元ミルウォーキーではテレビの7割がこの試合
全国の数字を支えているのが、地元の熱です。ミルウォーキーの地域視聴率と、そのとき点いていたテレビのうちこの試合を映していた割合(占拠率)を並べます。
| 地域 | 試合 | 視聴率 | 占拠率 |
|---|---|---|---|
| ミルウォーキー | 第1戦 | 33.9 | 70 |
| ミルウォーキー | 第2戦 | 35.4 | 71 |
| タンパ・セントピーターズバーグ | 第1戦 | 12.1 | 41 |
| タンパ・セントピーターズバーグ | 第2戦 | 11.8 | 43 |

ミルウォーキーでは、点いていたテレビの7割がワールドシリーズを映していました。しかも第2戦の方が上がっています。
レイズの地元タンパの視聴率は、ミルウォーキーの約3分の1です。前回レイズがワールドシリーズに出た2020年は、タンパで第1戦が14.5、第2戦が16.4でした。2026年はこれを下回っています。
ブルワーズは今季、球団新の103勝を挙げました。勝ち続けたシーズンの積み重ねが地元の数字に出ています。103勝の中身はブルワーズの103勝をピタゴラス勝率で検証した記事で詳しく扱っています。
1点差の第1戦が数字を押し上げた
第1戦は3-2の1点差でした。最後はメギルが得点圏に2人を置いた場面でジョニー・デルーカを三振に取り、試合を締めています。
試合の時点でどちらが勝つか分からない展開が最後まで続きました。第1戦の平均が1200万人を超えたのは、この試合の中身も大きかったと見られます。
なお、FOXだけの第1戦の数字は1151万人、第2戦は1066万人です。スペイン語の放送を合わせた数字と、FOXだけの数字は分けて見る必要があります。
DiamondStats編集部の独自視点!
人気球団どうしではない対戦でも、地元の熱と接戦が重なれば全国の数字は大きく落ちません。前年比の8%減は、対戦の顔ぶれを考えれば踏みとどまった数字です。
次に見たいのは、ブルワーズの大勝で終わった第3戦です。点差が開いた試合で視聴者が残るかどうかが、このシリーズ全体の数字を決めます。第3戦の数字はまだ発表されていません(10月28日現在)。
レイズの細かい野球も、このシリーズの見どころです。レイズの犠打45はメジャー1位の記事とあわせて見ると、2球団の戦い方の違いがよく分かります。
まとめ
- 第1戦の平均は1226万人、第2戦は1085万人
- 2025年と比べて第1戦は8%減、2023年と比べて31%増
- 第1戦から第2戦の落ち幅は-11.5%で、4年で2番目に小さい
- ミルウォーキーでは第2戦の占拠率が71まで上がった
ワールドシリーズの残りの試合は、国内のテレビや配信サービスでも見られます。放送・配信の予定は、それぞれのサービスの番組表で確かめてください。ブルワーズのここまでの歩みは、ブルワーズが103勝でワールドシリーズへ進んだ記事にまとめています。
ワールドシリーズの残りの試合は、中継で追いかけたくなるはずです。スポーツ中継の視聴方法を探すなら、こちらから確かめられます。
よくある質問
Q. 2026年ワールドシリーズ第1戦の視聴者数は?
平均1226万人です。スペイン語の放送を合わせた数字で、FOXだけでは1151万人でした。
Q. 2025年のワールドシリーズと比べて多い?少ない?
第1戦は2025年の1331万人より8%少なく、第2戦は2025年の1163万人より7%少ない数字です。
Q. ワールドシリーズ第1戦の視聴者数が多かったのは何年?
2023年から2026年の4年では、ドジャース対ヤンキースだった2024年の1547万人がいちばん多い数字です。
Q. ブルワーズの地元ではどれくらい見られている?
ミルウォーキーの視聴率は第1戦が33.9、第2戦が35.4です。点いていたテレビの約7割が試合を映していました。
Q. 第3戦の視聴者数は出ている?
10月28日現在、まだ発表されていません。
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