現地2026年10月17日(日本時間18日)、プログレッシブ・フィールドでのリーグ優勝決定シリーズ第4戦。レイズのフニオール・カミネロは、打球速度110マイル台の打球を2本放った。4回表は打球速度110.7マイル、打ち上げ角29度、飛距離410フィートで中飛。6回表は110.2マイル、打ち上げ角8度、飛距離183フィートで左翼線への二塁打になった。打球速度の差は0.5マイルで、結果を分けたのは打ち上げ角である。数字はMLB公式Statsの試合データ(試合番号849816)による。公式の気温は46度(華氏)、風は時速5マイルで左から右、観客は3万3355人だった。
410フィートの中飛は本塁打2本より遠くまで飛んだ
4回表、カミネロはグリフィンのフォーシーム92.0マイル(ゾーン12、回転数2027)を捉えた。公式の打球の種類はフライ。中堅ハルピンのグラブに収まった打球の飛距離は410フィート、打ち上げ角は29度だった。
初回はカッター90.0マイル(ゾーン5、回転数2479)を打球速度73.7マイル、打ち上げ角マイナス17度のゴロで、フォースアウトになっている。前日の第3戦(試合番号849818)は4打数0安打4三振。410フィートの中飛は当たり損ないではなく、この試合の本塁打2本より遠くまで飛んだうえでのアウトだった。グリフィンはこの回を含めて3.2回44球(ストライク31)、被安打4、自責点1、奪三振5で降板した。
同じ110マイル台、打ち上げ角だけ21度下がった二塁打
6回表、無死一、二塁。カミネロはエスピノのフォーシーム97.9マイル(ゾーン11、回転数2494)を左翼線へ運んだ。打球速度110.2マイル、打ち上げ角8度、飛距離183フィートで、公式の打球の種類はライナー。
4回との違いは速さではない。打球速度は110.7マイルと110.2マイルでほぼ同じで、打ち上げ角が29度から8度へ21度下がった。高いフライは410フィート飛んでも中飛になり、低いライナーは183フィートで安打になった。
| 打球 | 飛距離(フィート) | 打球速度 | 打ち上げ角 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| カミネロ1回 | 12 | 73.7マイル | マイナス17度 | ゴロ |
| カミネロ4回 | 410 | 110.7マイル | 29度 | 中飛 |
| カミネロ6回 | 183 | 110.2マイル | 8度 | 二塁打 |

エスピノはこの試合0.1回22球(ストライク11)で、アランダとシンプソンへの連続四球のあとにこの二塁打を許した。投手の球速は4回の92.0マイルから97.9マイルへ5.9マイル上がったが、カミネロの打球速度はほとんど変わらなかった。7回表は見逃し三振、9回表は空振り三振で、この日は5打数1安打2三振、打点1だった。
46度の夜、本塁打は飛距離の順に並ばなかった
この試合の本塁打は2本だけだった。7回裏、ガーディアンズのバザーナはシーモアのシンカー90.7マイル(ゾーン6、回転数1907)を打球速度107.8マイル、打ち上げ角21度、飛距離374フィートで右翼席へ運んだ。9回表、レイズのディアスはフェスタのフォーシーム92.3マイル(ゾーン6、回転数2613)を打球速度101.0マイル、打ち上げ角36度、飛距離349フィートで右翼席へ入れた。
| 打者 | 打球速度 | 打ち上げ角 | 飛距離 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| カミネロ(4回) | 110.7マイル | 29度 | 410フィート | 中飛 |
| バザーナ(7回) | 107.8マイル | 21度 | 374フィート | 本塁打 |
| ディアス(9回) | 101.0マイル | 36度 | 349フィート | 本塁打 |

カミネロの中飛より遅く、飛距離も短い打球が2本とも本塁打になった。飛距離の順位と本塁打の順位は一致しない。本塁打になるかどうかは、どの方向へ飛んだかでも変わる。2本はどちらも右翼席で、カミネロの打球は中堅だった。
1回裏のデローターの適時打は、マルティネスのシンカー94.1マイル(ゾーン9、回転数2279)を打球速度109.1マイル、打ち上げ角5度、飛距離156フィート。ここでも低い打ち上げ角の打球が安打になった。マルティネスは5.1回79球(ストライク53)、被安打2、自責点1、与四球2、奪三振3。アランダは4打数3安打で、3回表の同点打はスイーパー82.3マイルを打球速度75.6マイル、飛距離169フィートで中前へ落とした。
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この夜のカミネロを「5打数1安打」とだけ残すと、あとから読み返したときに中身が分からない。残すべきは、打球速度110.7マイル・29度・410フィートが中飛になり、次の打席で110.2マイル・8度・183フィートの二塁打になった対比である。同じ打者・同じ試合・ほぼ同じ打球速度で、打ち上げ角だけが結果を分けた。
第5戦は現地18日、同じプログレッシブ・フィールドでラスムッセンとメッシクが先発予定(試合番号849817)。雨天順延で休養日が消えた日程と両軍の救援陣はガーディアンズ救援陣が1試合平均4.9回登板 雨天順延で消えた休養日が生む打撃で扱い、ガーディアンズの今季ポストシーズンの逆転勝ちはガーディアンズが勝利確率18.8%から逆転で検証している。数字はMLB公式Statsの試合データに基づく。DiamondStats編集部。







