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ドジャース敗退の要因は長打力不足か 3つの指標で打撃成績を徹底分析

2026 10/29
データ検証・分析
2026年10月29日

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、ナショナル・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4戦全敗した敗戦について、あらためて完敗を認めました。報道では「われわれは腹を空かせていたが、ブルワーズは飢えていた」と語り、相手の戦いぶりをたたえています。

結論から書くと、ドジャースが負けたのは打線が止まったからです。4試合の得点は合計11点(1試合2.75点)、チーム打率は.185、本塁打は1本だけでした。DiamondStats(ダイヤモンドスタッツ)がMLB公式Statsで4試合を集計すると、ブルワーズとの差がはっきり見えてきます。

目次

ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ4試合の結果

シリーズは日本時間10月12日から16日に行われました。ドジャースは4試合とも4点以下に抑えられています。

ドジャース(直近10試合)の成績推移(MLB公式Statsの実測値をもとにDiamondStatsが作成)

試合 日本時間 球場 スコア(ドジャース-ブルワーズ)
第1戦 10月12日 ミルウォーキー 1-2
第2戦 10月13日 ミルウォーキー 4-7
第3戦 10月15日 ロサンゼルス 2-6
第4戦 10月16日 ロサンゼルス 4-6

本拠地に戻った第3戦・第4戦も流れは変わりませんでした。1点差は第1戦だけです。残りの3試合は2点以上の差がついていました。

打撃成績の比較:打率.185と.250、本塁打1本と7本

4試合の打撃成績を両チームで並べました(DiamondStats独自集計・10月29日現在)。

項目 ドジャース ブルワーズ 差
得点 11 21 -10
1試合平均得点 2.75 5.25 -2.50
打数 124 128 -4
安打 23 32 -9
チーム打率 .185 .250 -.065
本塁打 1 7 -6
四球 14 18 -4
三振 33 45 +12
残塁 60 50 +10

詳しくはドジャースがナ・リーグ西地区を5年連続で優勝 カイル・タッカーは4打数3安打でまとめています。

三振はブルワーズの方が12個多くなっています。ドジャースが三振ばかりしていたわけではありません。

差がついたのは長打と残塁です。ドジャースは4試合で残塁60(1試合15)でした。走者は出しても、還す一打が出ませんでした。ブルワーズは本塁打7本で21点を取っており、少ない好機を長打で点に変えています。

レギュラーシーズンとの比較:得点力が4割以上落ちた

今季のレギュラーシーズンと比べると、ドジャース打線の落ち込みがはっきりします。

項目 ドジャース ブルワーズ
今季成績 100勝62敗 103勝59敗
今季の1試合平均得点 4.94 5.14
優勝決定シリーズの1試合平均得点 2.75 5.25
増減 -2.19(-44%) +0.11

ドジャースは今季801得点で、1試合平均4.94点を取っていました。それが優勝決定シリーズでは2.75点です。1試合あたり2点以上、率にすると44%減りました。

ブルワーズはシーズン中とほぼ同じペースで点を取っています。今季の直接対決はブルワーズの4勝3敗、得点はドジャース27・ブルワーズ25でした。ほぼ互角だった両チームの差が、短期決戦で一気に開いた形です。

ブルワーズがどうやって球団新の103勝を挙げたかは、ブルワーズが103勝でワールドシリーズへでまとめています。

投手成績の比較:防御率5.56と2.25

投手陣の数字も並べます(DiamondStats独自集計)。

項目 ドジャース投手陣 ブルワーズ投手陣
投球回 34回 36回
自責点 21 9
防御率 5.56 2.25
奪三振 45 33
与四球 18 14

ドジャース投手陣は奪三振45と、三振は取れていました。それでも許した21点はすべて自責点です。守備のミスで崩れたのではなく、打たれて失点しています。

ブルワーズ投手陣の奪三振は33と多くありません。それでも防御率2.25に抑え、本塁打は1本しか許していません。三振の数より、長打を打たせないことが勝敗を分けました。

2連覇の2年間と比べる:ポストシーズン勝率.375

ドジャースは2024年と2025年にワールドシリーズを連覇しました。3年間のポストシーズン成績を並べます。

年 勝敗 勝率 1試合平均得点 1試合平均失点 結果
2024年 11勝5敗 .688 5.94 4.44 世界一
2025年 13勝4敗 .765 4.24 3.65 世界一
2026年 3勝5敗 .375 3.13 3.63 リーグ優勝決定シリーズ敗退

1試合平均失点は2025年(3.65)と2026年(3.63)でほとんど変わりません。変わったのは得点です。2024年の5.94点から、2026年は3.13点とほぼ半分になりました。

地区シリーズではブレーブスに3勝1敗で勝っていました。ところが優勝決定シリーズに入ると、1試合も勝てませんでした。

2025年のドジャースとブルワーズの出塁率の比較は、ブルワーズの出塁率.347が2025年ドジャースで取り上げています。

ブルワーズのポストシーズンは11勝2敗

ドジャースを破ったブルワーズは、そのままワールドシリーズを4勝1敗で制しました(最終戦は日本時間10月29日)。地区シリーズ3勝1敗、優勝決定シリーズ4勝0敗と合わせ、ポストシーズン全体で11勝2敗です。

ロバーツ監督の「飢えていた」という言葉は、この数字が裏付けています。球団新の103勝で迎えた10月に、ブルワーズは一度もシリーズで追い込まれませんでした。

ブルワーズが勝ち星を積み上げた理由を得失点から見た分析は、ブルワーズの球団新103勝をピタゴラス勝率で徹底分析にあります。

DiamondStats編集部の独自視点!

注目したいのは、ドジャースの残塁60という数字です。走者は出ていたので、打線がまったく機能しなかったわけではありません。足りなかったのは、塁上の走者を還す長打でした。本塁打1本と7本の差がそのまま10点差になっています。

来季のドジャースが3年ぶりの世界一を取り戻すには、10月に長打を打てる打者をどう並べるかが鍵になります。オフの補強で長打力のある打者を取りにいくのか。まずそこに注目です。

まとめ

  • ドジャースはナショナル・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4戦全敗。ロバーツ監督が完敗をあらためて認めた
  • 4試合のチーム打率は.185、本塁打1本、1試合平均2.75点。今季の平均4.94点から44%減った
  • ブルワーズは本塁打7本・投手陣の防御率2.25で圧倒。ワールドシリーズも制し、ポストシーズン11勝2敗
  • 連覇した2年間と比べると、失点はほぼ同じで、得点だけが大きく落ちた

データはMLB公式Statsを独自に集計しています。

よくある質問

Q. ドジャースはブルワーズに何勝何敗で負けた?

ナショナル・リーグ優勝決定シリーズで0勝4敗でした。日本時間10月12日から16日の4試合で、スコアは1-2、4-7、2-6、4-6です。

Q. ドジャースの2026年ポストシーズン成績は?

3勝5敗です。地区シリーズでブレーブスに3勝1敗で勝ち、優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗しました。

Q. ドジャースの3連覇はなぜ止まった?

いちばん大きいのは打線の不振です。ブルワーズとの4試合でチーム打率.185、本塁打1本、合計11得点にとどまりました。

Q. 2026年のワールドシリーズはどこが勝った?

ブルワーズがレイズを4勝1敗で破りました。ポストシーズン全体では11勝2敗です。

Q. 2026年のドジャースとブルワーズの今季対戦成績は?

レギュラーシーズンの直接対決はブルワーズの4勝3敗です。得点はドジャース27、ブルワーズ25で、ほぼ互角でした。

⚾ 試合を観るには: MLB配信サービスの比較・視聴方法はこちら

文:DiamondStats 分析チーム(MLBデータ分析担当)|データ出典:MLB公式Stats(2026年10月時点)


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