ドジャースがナショナル・リーグ優勝決定シリーズで敗退した後、10月23日(日本時間24日)にワールドシリーズが始まります。対戦はレイズ対ブルワーズです。アメリカン・リーグ優勝決定シリーズは、レイズがガーディアンズに第6戦を7-3で勝って4勝2敗で決めました(10月19日の試合、MLB公式Stats)。
結論から言うと、数字ではブルワーズが投打ともに上です。ただしレイズは本塁打を打てる打線と強い投手陣を持っています。スター不在でも、見どころは数字の中にあります。
ドジャース敗退でワールドシリーズはどう変わったか
ドジャースは今季100勝62敗でした。得失点差は+201でした。ナショナル・リーグ優勝決定シリーズではブルワーズに4連敗で敗退しています(10月11日〜15日)。

| 試合 | 日付 | スコア(ドジャース側) |
|---|---|---|
| 第1戦 | 10月11日 | 1-2 |
| 第2戦 | 10月12日 | 4-7 |
| 第3戦 | 10月14日 | 2-6 |
| 第4戦 | 10月15日 | 4-6 |
4試合の合計は11得点、21失点です。ブルワーズは、リーグ屈指の得点力を持つ打線を1試合平均2.75点に抑え込みました(MLB公式Stats)。
この結果、ワールドシリーズはブルワーズとレイズの顔合わせになりました。詳しい経過はドジャースが初の0勝4敗 リーグ優勝決定シリーズやドジャース 4連敗の敗因データ分析 王者の誤算ににまとめています。
今季成績で比べる レイズ対ブルワーズ
まずは公式の今季成績(レギュラーシーズン162試合)を並べます。
| 項目 | ブルワーズ | レイズ |
|---|---|---|
| 勝敗 | 103勝59敗 | 98勝64敗 |
| 得点 | 832 | 736 |
| 失点 | 618 | 650 |
| 得失点差 | +214 | +86 |
| チーム打率 | .258 | .258 |
| 出塁率 | .341 | .326 |
| OPS | .744 | .728 |
| 本塁打 | 154 | 169 |
| 三振(打者) | 1383 | 1145 |
| チーム防御率 | 3.51 | 3.70 |
| WHIP | 1.18 | 1.14 |
| 投手の奪三振 | 1544 | 1322 |
詳しくはブルワーズが技術者を公募 本塁打28位で得点2位の103勝をデータ検証でまとめています。
(MLB公式Statsを独自に集計。2026年のレギュラーシーズン終了時点)
差が大きいのは得失点差です。ブルワーズの+214は、レイズの+86の2.5倍近くになります。理由は得点力の差で、ブルワーズは96点多く得点しました。打率は同じ.258でも、出塁率が.015高くなっています。
打線は「出塁のブルワーズ」と「長打と三振の少なさのレイズ」
打線の違いは、数字がはっきり出ています。
- ブルワーズは出塁率.341で、レイズより.015高い
- レイズは本塁打が15本多い(169本と154本)
- レイズの打者の三振は1145で、ブルワーズより238少ない
ブルワーズは塁に出て点を取るチームで、レイズは三振が少なく、長打で点を取るチームです。ブルワーズの出塁率については、ブルワーズの出塁率.347が2025年ドジャースで、ほかの年の強豪と比べています。
投手陣は防御率と奪三振でブルワーズ、WHIPでレイズ
投手は、防御率ではブルワーズが3.51で、レイズの3.70より0.19良いです。奪三振もブルワーズが222個多く、ブルワーズは三振で打者を抑えるタイプです。
一方、WHIP(1イニングに出す走者の数)はレイズが1.14で、ブルワーズの1.18より良いです。レイズは走者を出しにくい投手陣です。
ただし、被本塁打はレイズが201本、ブルワーズが171本です。レイズは30本多く打たれています。ワールドシリーズでは、1本の本塁打が勝敗を分けやすい点に注意が必要です。
ポストシーズンの勝ち上がりを比べる
| 項目 | ブルワーズ | レイズ |
|---|---|---|
| 地区シリーズ | パドレスに3勝1敗 | ヤンキースに3勝0敗(第3戦は4-3) |
| 優勝決定シリーズ | ドジャースに4勝0敗 | ガーディアンズに4勝2敗 |
(MLB公式Statsの試合結果から独自に整理)
ブルワーズは、優勝決定シリーズを4戦全勝で終えました。レイズは、第4戦が10月16日の雨で延期になる日程の中で、4勝2敗で勝ち上がりました。休養日の長さにも差があり、ブルワーズの方が休めています。
ワールドシリーズの日程
| 試合 | 日本時間 | 会場 |
|---|---|---|
| 第1戦 | 10月24日 | ブルワーズ本拠地 |
| 第2戦 | 10月25日 | ブルワーズ本拠地 |
| 第3戦 | 10月27日 | レイズ本拠地 |
| 第4戦 | 10月28日 | レイズ本拠地 |
| 第5戦 | 10月29日 | レイズ本拠地 |
| 第6戦 | 10月31日 | ブルワーズ本拠地 |
| 第7戦 | 11月1日 | ブルワーズ本拠地 |
本拠地での開催権は、レギュラーシーズンの勝率が高いブルワーズにあります。第5戦までの試合は、日程表の対戦順で確認しています。
DiamondStats編集部の独自視点!
ドジャースが消えて、シリーズの注目度が下がると考える人は多いでしょう。ただ数字で見ると、これは「出塁で攻めるチーム」と「長打で攻めるチーム」の対決で、野球の戦い方の違いが見えるシリーズです。
注目は、ブルワーズの出塁率がレイズの投手陣のWHIP 1.14をどこまで崩せるかです。もう一つは、レイズが被本塁打201本という弱点をどう抑えるかです。この2点が、7試合の流れを決める可能性があります。
よくある質問
Q. ワールドシリーズはどのチームが対戦しますか?
ブルワーズとレイズが対戦します。ブルワーズがナショナル・リーグ、レイズがアメリカン・リーグの優勝チームです。
Q. ワールドシリーズの第1戦はいつですか?
日本時間の10月24日です。現地時間では10月23日になります。
Q. 今季の成績が良いのはどちらのチームですか?
ブルワーズです。103勝59敗で、レイズの98勝64敗を上回っています。得失点差もブルワーズが+214、レイズが+86です。
Q. ドジャースはなぜワールドシリーズに出られないのですか?
ナショナル・リーグ優勝決定シリーズで、ブルワーズに4連敗して敗退したためです。詳しい経過はドジャースが4連敗で終戦 最終戦の観客4万910にあります。
まとめ
- ワールドシリーズはブルワーズ対レイズ。第1戦は日本時間10月24日
- 今季成績はブルワーズが103勝59敗、得失点差+214で上回る
- ブルワーズは出塁率と奪三振、レイズは本塁打とWHIPが強み
- レイズの被本塁打201本が、シリーズの鍵になる可能性がある
データは2026年10月21日現在のMLB公式Statsを独自に集計したものです。
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文:DiamondStats 分析チーム(MLBデータ分析担当)|データ出典:MLB公式Stats(2026年10月時点)
ブルワーズとレイズの対戦は、数字を押さえたうえで試合を観ると見どころがよく分かります。中継で観戦したい方は、下のボタンから探せます。







